- 川西市は北部の山岳地帯ほど地盤が固い傾向がある
- 周辺を通る「有馬-高槻断層帯」(東部区間)は、30年以内の発生確率が「ほぼ0%〜0.04%」
- ハザードマップでの確認、地盤調査、地盤改良など、購入前にできる対策もある
川西市でマイホームの購入を検討しているみなさま。
地震大国と言われる日本でマイホームの購入を行う際に、地震や災害で受ける影響を考えることもありますよね。
今回は30年以内に来ると言われている南海トラフにも備えて、川西市の地盤について調べてみました。
この記事では、川西市の地盤の傾向と、購入前に自分でできる確認方法・対策を解説します。
川西市の地盤はどう?
川西市でマイホームの購入を検討する際、まず気になるのが「地盤の強さ」ではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ポイントは以下の3つです。
- 川西市は北部の山岳地帯ほど地盤が固い傾向
- 市周辺には「有馬-高槻断層帯」という活断層が通っている
- 30年以内の発生確率は低いと評価されている
兵庫県が公表した、地震被害想定では南海トラフが来た場合、川西市では最大震度6弱だと予想されています。
そのためマイホームを建てる場合は、震度6弱に耐えられる物件を地盤の固い場所に建てる必要があります。
また川西市には、大きな活断層が通っている箇所があります。
川西市周辺の活断層データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 断層帯の名称 | 有馬-高槻断層帯(東部区間) |
| 位置 | 神戸市北区〜大阪府・京都府境、 宝塚市〜高槻市周辺を通過 |
| 主な構成断層 | 十万辻断層・六甲断層・伊丹断層など |
| 想定される地震規模 | マグニチュード7.5程度 |
| 30年以内の 発生確率 |
ほぼ0%〜0.04% (Zランク:0.1%未満) |
| 最新の活動時期 | 1596年(慶長伏見地震) |
参照:地震本部「有馬-高槻断層帯の長期評価(一部改訂)」
川西市周辺の活断層は、平均的な活動間隔は1000〜2500年程度と推定されており、前回の活動(1596年)から約430年が経過しています。
家を購入する場合は、購入場所に活断層がない事を確認しておくことをおすすめします。
川西市で地盤が固くて
揺れにくい場所は?
エリア別・地盤の揺れやすさ傾向
川西市では、山岳地帯の北部は川からも遠いため、地盤が固く、揺れにくいとされています。
一般的に、地震の揺れの大きさはマグニチュードや震源からの距離だけでなく、「表層地盤がやわらかいか固いか」によって変わります。
同じ規模の地震でも、やわらかい地盤の場所の方が揺れが大きくなる傾向があります。
地盤が固いところでも土砂崩れや
浸水などの災害に気をつけよう
川西市に限らずですが、マイホームを購入したところの地盤はしっかりしていることを確認するほか、土砂災害や周りで発生する災害にも気を付けておく必要があります。
また、山岳地帯は確かに地盤が固く、地震には強い土地ですが、傾斜があるため、大雨が降った場合には土砂崩れが起こる可能性があります。
なぜ「川の近くは地盤がやわらかい」の?
そもそも、川の近くの土地は、長い年月をかけて川が運んできた砂や泥(堆積物)が積み重なってできています。
もともとの山を削ってできた土地に比べると、こうした堆積物は密度が低く、やわらかくなりやすいという性質があります。
そのため、河川に近いエリアほど、地盤がやわらかい傾向があるとされているのです。
こちらも川西市のホームページで、地盤の揺れやすさマップが公開されているため、マイホーム購入前にはぜひ確認しておくことがおすすめです。
実際に確認できる資料
- ①川西市「川西市の活断層、地震被害想定、表層地盤のゆれやすさマップ」
- ②川西市「川西市防災マップ(Web版)|地図画面」
- ③兵庫県「兵庫県の地震・津波被害想定(南海トラフ)」
なお、仮にハザードマップでリスクがある区域となっていた場合でも、盛土や排水対策など、建築時の工夫によってリスクを軽減できることもあります。
気になる点があれば、不動産会社に相談しながら土地選びを進めるのがおすすめです。
購入前にできる地盤対策・
チェックポイント
- 地盤の状況は地域のハザードマップなどで自分でも確認できる
- 不安な場合は専門の地盤調査で判定できる
- 地盤が弱くても、地盤改良工事で対応できる
ここまで川西市の地盤の傾向を見てきましたが、実際に家を選ぶ際は「購入前に何ができるか」が気になるところです。
ここでは、自分でできる確認から専門家に頼る方法まで、順番に整理します。
自分でできる確認方法
手軽に始められるのは、行政の資料とその土地の「過去の姿」の確認です。
- ハザードマップ・ゆれやすさマップ:前章でご紹介した資料で、揺れやすさや災害リスクを確認
- 国土地理院「地理院地図」の古い航空写真:以前その場所が田畑・沼地だったのか、山林だったのかを確認
一般的に、もともと田畑や沼地だった土地は地盤がやわらかい傾向があるため、土地選びの参考になります。
参照:国土地理院「地理院地図 / GSI Maps」
専門の地盤調査という選択肢
自分で調べても不安な場合は、専門の地盤調査を行う方法があります。
戸建てで一般的なのが「スウェーデン式サウンディング試験」で、棒を地面にねじ込んだ際の沈み具合から、地盤の強さを判定します。
- 新築の場合:建築前の標準的な手続きに含まれていることが多い
- 中古の場合:過去の調査記録が残っているか、不動産会社に確認する
地盤が弱い場合の対策
調査で地盤がやわらかいと分かっても、購入を諦める必要はありません。
地盤改良工事によって、建物を支える強度を確保できます。代表的な工法は3つあり、弱い地盤の深さによって使い分けられます。
①表層改良工法:弱い地盤の層が浅い場合に向いている
弱い地盤が地表近くまである場合に使われる工法で、地表付近の土を掘り、セメント系の固化材と混ぜて、しっかり締め固めます。
②柱状改良工法:弱い地盤の層がやや深い場合に向いている
地中にセメント系の「柱」を何本もつくり、建物を支える工法です。固化材と土を混ぜ合わせ、直径50〜60cm程度の柱状の改良体を地中に作ります。
③鋼管杭工法:弱い地盤の層が深く、強固な支持が必要な場合に向いている
鋼製の管を、地中の硬い地盤(支持層)まで打ち込み、建物を支える工法です。直径11〜14cm程度の鋼管を、硬い地盤まで到達させます。
どの工法が適しているかは、地盤調査の結果や建物の規模によって変わるため、専門家の判断が必要です。
なお、セメント系の改良体や杭は地中に残るため、将来の建て替えや売却の際に撤去が必要になる場合もあります。
不安なときは不動産会社へ
地盤や災害リスクについて気になる点があれば、購入を検討する段階で地域の不動産会社に相談するのもひとつの方法です。
弊社「アクロスコーポレイション」では、マップだけでは分からない地域の土地傾向も踏まえてご相談をお受けしています。
川西市の地盤に関するFAQ
- 川西市「表層地盤のゆれやすさマップ」:エリアごとの揺れやすさを確認
- 川西市防災マップ(WEB版):自宅周辺の土砂災害や浸水のリスクを確認
- 国土地理院「地理院地図」:航空写真で、その土地が以前田畑だったかなどを確認
まとめ
今回は川西市でマイホームを購入する方へ向けて、地盤をはじめ災害の被害を少なくするための土地の調べ方についてご紹介しました。
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地盤の傾向北部の山岳地帯は固く揺れにくい傾向がある
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活断層川西市周辺を通る「有馬-高槻断層帯」(東部区間)の30年以内の発生確率は、「ほぼ0%〜0.04%」
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確認方法「表層地盤のゆれやすさマップ」「川西市防災マップ(WEB版)」「地理院地図」で調べられる
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地盤調査・地盤改良専門の地盤調査で判定でき、地盤が弱くても地盤改良工事で対応できることも
マイホームの購入は人生の中でも大きな買い物です。
万が一災害が起こった場合のことも考えて、しっかりと調べたうえでマイホームを購入していただけたら良いと思います。
私たちアクロスコーポレイションでは、兵庫県川西市に不動産を豊富に取り揃えております。
「気になる土地の地盤や周辺環境について相談したい」「川西市で物件を探したい」という方は、地域の情報に詳しい私たちにお任せください。
川西市へのお引越しをご検討されている方はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。
- 地震本部「有馬-高槻断層帯の長期評価(一部改訂)」
- 川西市「川西市の活断層、地震被害想定、表層地盤のゆれやすさマップ」
- 川西市「川西市防災マップ(Web版)|地図画面」
- 兵庫県「兵庫県の地震・津波被害想定(南海トラフ)」
- 国土地理院「地理院地図 / GSI Maps」







