宝塚歌劇団があることから、兵庫・宝塚市はオシャレなイメージを持つ方が多い人気の居住エリアです。
実際に「住んでみたい地域ランキング」などのアンケートで上位に入っている街であり、一戸建て、マンションの購入を考えている方もいらっしゃると思います。
そこで、お子さんを宝塚市の私立幼稚園に通わせる際に、市から支給される補助金についてまとめてみたのでご紹介します。
宝塚市の私立幼稚園奨励費補助金ってどんな制度？
宝塚市は、保護者の方の経済的負担を軽くするために、入園金と保育料を補助する制度を取り入れています。
支給対象者は、満3歳から5歳の児童を持つ保護者の方で、宝塚市在住が基本条件になります。
市外の私立幼稚園に在園していても補助対象となりますが、その幼稚園が子ども・子育て支援新制度による給付を受けている場合は、対象外となります。
補助金の支給内容は、世帯の所得額、ご兄弟の就学状況、対象園児が第何子かによって変わってきます。
宝塚市の私立幼稚園奨励費補助金の対象区分
補助の対象区分は「1・2A・2B・3A・3B・4・5・その他」と大きく8つに分けられます。
まず「1」は、生活保護法の保護を受けている世帯になります。
「2」は当該年度に納付すべき市町村民税が非課税となる世帯、又は当該年度に納付すべき市町村民税の所得割額が非課税となる世帯になります。
さらに「A」には、ひとり親世帯等に該当という条件が付きます。
「3」は当該年度に納付すべき市町村民税の所得割額が、34,500円に「16歳未満の扶養親族の数×21,300円」と「16歳以上19歳未満の扶養親族の数×11,100円」を足した合計額以下となる世帯です。
区分「2」と同じように、「3A」にもひとり親世帯等に該当という条件が付きます。
「4」は当該年度に納付すべき市町村民税の所得割額が、171,600円に「16歳未満の扶養親族の数×19,800円」と「16歳以上19歳未満の扶養親族の数×7,200円」を足した合計額以下となる世帯です。
最後の「5」は、４歳児及び５歳児に限定され、当該年度に納付すべき市町村民税の所得割額が、297,600円に「16歳未満の扶養親族の数×19,800円」と「16歳以上19歳未満の扶養親族の数×7,200円」を足した合計額以下となる世帯です。
支給額はその各区分の中で、さらに第1子・第2子・第3子に分かれ、28,800円から上限308,000円の範囲で補助を受けることができます。
第1子よりも第2子、第3子とお子さんが増えるほど補助額が多くなることが、宝塚市の子育てに対する姿勢を表していますね。
宝塚市の私立幼稚園奨励費補助金の申請＆支給時期
6、7月に幼稚園から配布される「申請書」に必要事項を記入し、幼稚園に提出します。
補助金の支給期間は、前期（4～9月）、後期（10～3月）に分けられ、それぞれ11月末日と4月末日に口座に振り込まれます。
まとめ
憧れの宝塚市、しかもお子さんを私立幼稚園に入園させることを考えると、ハードルが高く感じるかもしれませんが、宝塚市は小さなお子さんを持つファミリーを応援してくれる街です。
手厚い教育サポートも魅力の宝塚市、保護者の方やお子さんの笑顔をたくさん運んでくれる街と言えます。
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