西宮市は、関西の中でも住みたい街として人気のある西宮市。
大阪や神戸への交通アクセスの良さはもちろんのこと、商業施設が多く買い物もしやすいエリアです。
加えて、自然が豊かでバランスの取れた街ということで、子育てもしやすいと評価を得ています。
今回はそんな西宮市にお引越しを考えている方に向けて、西宮市卸売市場についてご紹介します。
西宮市卸売市場とは?
JR西宮駅から南西側すぐにある西宮市卸売市場。
卸売業者が、お客さんに対して一対一で販売する、相対売りを行う市場となっています。
現在は37業者がお店を出しており、一般客が購入できるお店は限られています。
西宮市卸売市場ではどんな食材を扱っているの?
では、西宮市卸売市場とはどんな場所なのでしょうか?
一般来場者でも利用できる小売店は、瀧本青果店、丸栄商事、丸玉商店、池田鶏卵の4店舗です。
瀧本青果店では、新鮮な野菜を販売しています。
西宮市卸売市場から仕入れた、自信を持っておすすめしている野菜や果物だけを販売しているとあって、多くのファンがいます。
次に丸栄商事では、駄菓子などの菓子類全般を販売しています。
地域のイベントなどでお菓子が大量に必要なときに重宝する、イベント向きのお店です。
予算や対象年齢をヒアリングして、オリジナルの詰め合わせセットを作ってくれます。
そして、丸玉商店は鰹節と削鰹の専門店となっており、年代物の機械で削られたかつお節の香りが、前を通る人の足を止めることでしょう。
昔ながらの天秤を使って計量されたかつお節は、茶色の紙袋で手渡ししてもらえます。
まるで昭和にタイムスリップしたような、懐かしさとともに、やさしいぬくもりを感じることができます。
ほかにも池田鶏卵では、焼き立ての卵焼きが一つ100円で販売されています。
午前8時頃までであれば、個人の方でもお買い上げ頂くことができますので、おすすめです。
たまご屋さんが、腕によりをかけて作る焼き立てのふわふわ卵焼きは、子どもから大人まで、その味わいのとりこになってしまう人気商品です。
西宮市卸売市場はリニューアルされます!
開設から70年が経った西宮市卸売市場は、老朽化が進んでいました。
西宮市では、高層のタワーマンションと商業施設を兼ね備えた複合施設の建設を予定しており、大々的な都市再開発の計画が打ち立てられる運びとなっております。
そこで西宮市卸売市場もリニューアルされることになり、新市場は2022年度、複合施設は25年度のオープンを目指しています。
今後、西宮市卸売市場の公設・民設の二つの卸売市場は、 JR西宮駅前の再開発にともなって、民設に統合されることとなります。
新市場のコンセプトは「市民に親しまれる市場」です。
市民が親しみを感じられるよう、市場の休場日には、一般開放が企画されており、ファーマーズマーケットをはじめ、食に関するイベントがさまざま開催されることとなります。
市民活動の場・市民の憩いの場となるべく、集客効果が期待されています。
また、災害時には、救援物資の供給拠点としての役割を果たすだけでなく、公益性の高い施設としての側面も併せ持っており、まさに次世代型の多機能施設としてその存在感を放つこととなっていくに違いありません。
商業施設として、市場とともに、地域の活性化に一役買うことが有望視されています。
まとめ
いかがでしたか?
おしゃれで洗練された街のイメージが強い西宮市ですが、じつは地域の流通を下支えする古き良き施設があったのですね。
リニューアルされる新市場は、たちまちファミリー層にとって活気あふれるメジャーな人気観光スポットとなるに違いありません。
西宮市でマイホームを購入したら、独特の雰囲気を味わうもよし、グルメを堪能するもよし、お買い物をするもよしの「三拍子」揃った活気あふれる西宮市卸売市場にお出かけするのもいいですね。
アクロスコーポレイションでは、西宮市の不動産情報を取り扱っておりますので、住まい探しにぜひお役立てください!