小中一貫校は聞いたことがあるけど、義務教育学校は聞いたことがないという人が大半でしょう。
子育て中のママやパパは、子どもをより良い環境の学校に通わせたいですよね。
今回は、西宮市で開校予定の義務教育学校と、小中一貫校の違いを解説します。
西宮市に住むなら知っておきたい義務教育学校と小中一貫校の違いとは
これから西宮市へ引っ越しを考えている子育て世代は、学校選びのために義務教育学校と小中一貫校の違いを理解しておくことをおすすめします。
この2つの学校の大きな違いは学ぶ環境にあります。
義務教育学校とは、小学校と中学校の合計9年間を分離せず、ひとつの学校で教育する学校のことです。
6年間を前期課程、3年間を後期課程としており、9年間学ぶ環境が変わらないので、子ども達のストレスが少なくなるのではないかと考えられています。
学年の区切り方は学校に決定権があるため、4年・3年・2年制といった義務教育学校も存在します。
また、生徒の理解度に合わせて、学習の先取りや先送り、復習など、柔軟な教育課程を組むことができる点が魅力です。
教員は小学校と中学校の両方の教員免許を持っているので、勉強面で幅広いサポートを受けることができますよ。
その他、異学年の子ども同士が交流する機会もたくさんあるので、年齢に関係なく人間関係を築くことができ、その力が高校や大学でも自信となることが期待されます。
一方、小中一貫校とは、一貫した教育を行なっているものの、小学校と中学校はあくまで別の学校であり、ひとつの学校ではありません。
よって、中高一貫校には、小学校と中学校のそれぞれに校長先生が存在します。
小学校の間に中学校の勉強を前倒しする点も似ていますが、小中一貫校は既存の教育課程の変更に時間がかかるため、義務教育学校ほど柔軟な対応はできません。
しかし、小学校卒業後はほぼ同じメンバーで中学校に進学するので、小中一貫校も子どもにかかるストレスは比較的少ないでしょう。
西宮市にも2020年に義務教育学校が開校する
2020年4月には、西宮市にも義務教育学校が開校することになっています。
これまでの西宮市立西宮浜小学校と西宮市立西宮浜中学校が統合され、西宮市立第1義務教育学校(仮称)になる予定です。
前期課程6年・後期課程3年の区切りで行われる教育に、親の期待も高まるばかりでしょう。
まとめ
今回は、義務教育学校と小中一貫校の違いについて紹介しました。
西宮市にも新たに義務教育学校が開校予定です。
西宮市に引越しを検討しているファミリーは、子どもがストレスなく小学校から中学校まで通えるように、義務教育学校への進学も視野に入れてみてください。
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