伊丹市の住みやすさについて

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住みやすい街 阪急伊丹駅


 

 

伊丹市の住みやすさについてのご紹介です。

 

 このブログでは、阪神間の色んな街の住みやすさについてご紹介していこうと思っていますが、今回は伊丹市の住みやすさについてご紹介致します。


 伊丹市は尼崎市のすぐ北側、東側には大阪府豊中市と接しています。全国的には「伊丹空港」で有名な街かも知れません。「伊丹空港」の正式名称は「大阪国際空港」で実際は伊丹市とお隣の豊中市の2つの市にまたがって位置している国際空港です。2008年に関西国際空港が開港するまでは西日本の表玄関として数多くの外国の方にも利用される空港でしたが、前述した関西国際空港開港以降は国内線中心の空港として地域並びに関西地方に根付いています。近畿では外国行くなら関空、東京や地方に行くなら伊丹空港(大阪空港)と相場が決まってます。


 その伊丹市ですが、「本当に住みやすい街大賞2018in関西」で伊丹が5位に選ばれています。この「本当に住みやすい街大賞2018in関西」は尼崎市のブログでも紹介しましたが、日本最大手の住宅ローン専門機関であるアルヒ株式会社が持つ膨大なデータを基に住宅や不動産関係の専門家で構成される選定委員会によって選ばれている賞です。何となくとか曖昧な基準では無く、明確な「住環境」・「交通利便」・「教育環境」・「発展性」・「コストパフォーマス」の5つの選定基準で審査しているので、毎年話題になっている賞です。通常関東中心に行われている賞ですが、2018年度は関西の街が選定対象となりました。1位に選ばれたのは「JR尼崎」を中心とした尼崎。2位に大阪市中央区本町、3位に京都市中京区二条、4位が神戸市西区学園都市、という順番で5位に伊丹が選ばれています。大阪・京都・神戸の大都市に並んで伊丹が専門家によって選定されたのは偶然ではなく理由があるからです。


それではなぜ伊丹が選ばれたのか、伊丹の住みやすさとはどういったものなのかをこれからご紹介していきましょう。



伊丹市のおススメポイントその1「住環境」


 伊丹市のおススメポイントの一つ目は何と言っても「住環境」です。「住環境」と一口で言っても分かりづらいですが、まず一つは地勢です。お隣の尼崎市もそうなのですが、伊丹市も地勢が平坦で坂道などのアップダウンが少なくなっています。坂道の地域もあることはありますし、全ての場所が平坦という訳では無いですが、近隣の川西市や西宮市、宝塚市に比べれば歩きやすいことは事実です。


 特に阪急伊丹駅とJR伊丹駅とのちょうど真ん中あたりに位置する宮ノ前は文教地区にもなっており、街並みも江戸時代の商家の街並みになぞらえたような美しい街並みになっています。単に歩きやすいだけでなく、その雰囲気も楽しむことのできる空間です。間違いなく他の地域から観光にくるような場所が普通の日常の中にある贅沢を感じることができる貴重な空間です。毎日の暮らしの中に息づく歴史を感じさせる本当にいい雰囲気の空間です。日々の生活を豊かにしてくれるような所、それが伊丹市内です。


 又、阪急伊丹駅とJR伊丹駅を中心に数多くの商業施設が軒を連ね、特に阪急伊丹駅周辺はずっと伊丹の一大商業地だったのが分かるような賑わいぶりです。平成7年の阪神淡路大震災によって倒壊した伊丹駅も約4年の歳月をかけて再興され、3階部分に伊丹駅が入る5階建ての駅前商業ビル「リータ」には専門店やスーパー、飲食店も多数入っており、常に賑わっています。又、この駅ビルをグルっと囲むように数多くの店舗やマンションが所狭しと建ち並んでおり、伊丹一の商業地と言えます。


 その阪急伊丹に対して東側に位置するJR福知山線「伊丹」駅の周辺は「イオンモール伊丹」は関西でも有数の規模を誇る大規模なショッピングモールで開業から10年以上経ちますが、未だに週末を中心に多くの人が訪れて、駐車場入口も混雑するほどです。その「イオンモール伊丹」にはスーパーマーケットを始め、様々な専門店、ドラッグストアや飲食店、映画館など、多種多様なショップが並んでおり、日々の買物のみならず休日も家族そろって楽しめる空間になっています。JR伊丹も昔は工場が立ち並ぶ工業地域でしたが、今は阪急伊丹と並んで伊丹市を代表する表玄関になっています。


 又、伊丹市の街並みの特徴としてゴミゴミしていないことが挙げられます。伊丹市は大都市圏の衛星都市として発達してきた街です。そのため、昔ながらの街並みではなく、計画的に都市として形成されてきました。それに上述しましたように阪神淡路大震災という天災を乗り越えて再開発が行われた結果、阪急伊丹駅前も道幅は広くスッキリとした印象を持つ街になっています。


 駅前から離れれば住宅地は整備されていますが、まだ田園風景の残る場所も多数あり自然と混じり合った街並みは子育て世代にも好評で、大都市圏で住宅を探してはいるが、予算の関係で手が出ない人たちにとって理想的な住環境は人気の一つとして挙げられます。デメリットを挙げるとすれば、市内での移動は電車が阪急伊丹駅の北側については路線が伸びておらず、東側にJR福知山線の「北伊丹」駅があるだけで、メインはバス便になることです。但し、バス便については本数も結構あるので、実際に生活をしてみたらそれほど不便に感じることは無いかと思います。


バスと共に、地勢が平坦なことから自転車での移動も容易であるため、自転車に乗る住民の姿も良く見かけます。このように、伊丹市は生活に便利なうえに環境も整っていることから近年非常に注目されていて、少子化の影響で人口減になる都市も多い中、伊丹市のホームページで発表されている人口推移を見てみるとこの20年間、20万

人前後で安定しており人気の高さが分かります。



伊丹市のおススメポイントその2「子育てについて」


 少子化問題については、どこの地方自治体も頭を悩ませている問題かと思います。人口の減少イコール税収の減少につながるので、市区町村皆対策に真剣です。


 伊丹市は大幅な増加はしていませんが、人口減を食い止めているのが分かります。少子化問題対策は人口減の抑止と出生数の増加の2本柱になります。人口減には魅力ある街づくりが、出生数の増加は子育てしやすい環境が、それぞれ重要になってきます。経済的な事情でお子さんを産まないという選択をしている家庭が少なくないのは事実ですので、子育てしやすい環境を作るのはそれぞれの自治体の責任になってきます。


 伊丹市のホームページによると伊丹市では子育て支援事業として、以下の取り組みを行っています。①「育児ファミリー・サポート・センター」の運営、②「伊丹市子育て支援センター」の運営、③「子育てコンシェルジュ」の運営、④地域子育て支援拠点「むっくむっくルーム」の運営、等が挙げられます。まず、


 ①「育児ファミリー・サポート・センター」とは、子育てについてお互いに助け合いながら育児の相互援助活動を行う会員制の組織のことです。保育所不足等が社会問題になっている今、仕事や用事でどうしても子供を預かってもらえる場所がなくて困っている人は多いと思います。この「育児ファミリー・サポート・センター」では会員が自分の自宅で預かったり、又、幼稚園の送迎を代りにやってくれたりするので子育て世代の方に好評を得ている組織です。民間の力を活用するのは本当にいいアイデアだと思います。


 ②「伊丹市子育て支援センター」とは、子育て支援拠点である「むっくむっくルーム」のセンター内常設、市内の各地で「みんなの広場」、「そだちの広場」を開催し子育ての情報交換や親子の交流、地域における友だちつくりの応援をしている所で、子育てに悩む親御さんたちの力強い味方です。


 ③「子育てコンシェルジュ」は、子育て中の保護者の立場にたって、話を聞いた上で多種多様な子育て支援情報やサービスを説明し、適切な支援につなげる案内人のことです。コンシェルジュを務めるのは、保育士などの資格を持ち、市の子育て支援事業に携わったことのある市職員ですので、安心して任せることができます。


 ④地域子育て支援拠点「むっくむっくルーム」とは、0歳~3歳、もしくは未就学児とその保護者が利用できる施設で保護者同士が子育てについて語り合ったり、親子で遊んだりできる空間の提供を行っています。市内に7ヶ所ほど有り、いずれも人数や時間の制限があるので利用者はゆったりとした場所で利用できると本当に好評です。


伊丹市では上記のように様々な子育て支援を行っています。市ぐるみで一丸となって取り組んでいるのが伝わってきます。こうした点も伊丹市の魅力の一つだと言えます。



伊丹市のおススメポイントその3「歴史を感じさせる街」


 伊丹市には様々な歴史的な史跡も数多く残っており、ネット上でも取り上げられて話題になっているものもあります。


 西日本では数多く各地につくられている農業用水を確保するための人工池である「ため池」ですが、伊丹市内にも数多く残っています。「瑞ヶ池」や「黒池」、「西池」などある中で特に有名なものが「昆陽池」です。農林水産省が選定した「ため池100選」にも選ばれており、奈良時代の高僧「行基」の指導によって作られたとも言われています。


 「行基」とはあの有名な奈良の大仏造立の実質的責任者として聖武天皇より招聘されたほどの高僧であり、その「行基」プロデュースで作られた「昆陽池」は歴史的遺跡と言えます。


 現在は「昆陽池公園」として約3,000羽を超える渡り鳥が飛来する関西屈指の野鳥の楽園として有名で、池内には「野鳥の島」と呼ばれる人口島があり、この人口島をちょうど真上から見ると日本列島の形をしていることから、ネットでも話題になったこともありました。伊丹空港から飛び立った飛行機から天気の良い日は昆陽池公園の上を飛ぶので見ることが出来るかもしれません。


 これも伊丹市の魅力の一つで、他にも由緒ある歴史史跡は数多くあります。


 その他、特に有名な歴史的な遺産としては、「有岡城」があります。南北朝時代か戦国時代にかけて「伊丹城」としてあったものを「織田信長」配下の「荒木村重」が奪って「有岡城」と改名したのが始まりです。城だけでなく、武家屋敷が並び立つ侍町と町民が住む町屋地区をまとめて、堀や土塁で囲んだ惣構(そうがまえ)の城として昭和54年に国の史跡に指定された名城です。今のお城のイメージで言ったら、城の周りやふもとに城下町があって城と町との間が区切られているのですが、この惣構であれば西洋のお城のように城と町が一体化している形態ですので、往時はさぞ壮観だったろうなと思います。


 ちなみに「豊臣秀吉」の名軍師として有名な「黒田官兵衛」が1年もの間、幽閉されていたエピソードでも有名です。


 その他に伊丹は酒造の街として有名です。関西で、日本酒と言えばすぐに思いつくのが西宮市の宮水や灘五郷ですが、伊丹市も酒蔵として古い歴史を持ちます。伊丹市郷町と呼ばれる地域は、日本酒発祥の地としても知られています。(但し、日本酒発祥については諸説あるので、確定している訳ではありません。)江戸時代には徳川将軍家に献上し、「官用酒」とされていたり、格式の高さを誇りました。今でも、「白雪」や「老松」のように有名ブランドの酒蔵も残っていますし、そうした酒造メーカーである「小西酒造」が経営する「ブルワリービレッジ長寿蔵」ではお酒に合う料理を楽しめたりします。それだけでななく、日本酒造りに関する展示も豊富で、おみやげも売っているので一度行かれてみてはいかがでしょうか?他にも日本酒の郷めぐりもいいかもしれません。


伊丹市にはまだまだ、ご紹介したいことがあります。例えば、子育て世帯には気になる伊丹市内の公園事情であったり、伊丹駅前以外の買物事情であったり、暮らしやすさについて色々と触れたいこともあるので改めてご紹介致します。


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まとめ


 

 今回は、住みやすい街「伊丹」のご紹介をしました。「住みやすい街ランキング」で上位にランキングしました「伊丹」の魅力についてはまだ半分も伝えきれていません。都会と郊外と両方のいいトコ取りしているような住環境や、歴史ある産業、子育て支援、色々とご紹介致しましたが、このブログを通じて実際に「伊丹」に住みたくなるようなポイントをたくさんお伝えしていこうと思いますので期待ておいて下さい。 


アクロスコーポレイションは兵庫県伊丹市の不動産情報を多数ご紹介しております。今回ご紹介しました阪急伊丹駅・JR伊丹駅周辺の不動産情報も数多くございます。

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