宝塚市の治安について

総合トップ>賃貸>宝塚市の賃貸>宝塚市の治安について

テーマ:宝塚市エリア情報




宝塚市の不動産や新築戸建の人気は治安の高さも原因です

 


阪神間には人気の高い地域が集中しています。その中でも特に人気が高く、全国的にも有名な都市が「西宮市」と「宝塚市」です。どちらも共通しているのがそれぞれの都市そのものがブランドになっており、誰もが知っているそれぞれのシンボルがあります。


西宮市には、野球の聖地「阪神甲子園球場」があり、宝塚市には、日本を代表するミュージカル劇団である「宝塚歌劇団」があります。どちらも全国区の知名度で有名です。宝塚市に行ったことの無い人も「タカラヅカ」という名を聞いたことがあるはずです。


では、この全国的に知名度の高い「宝塚歌劇団」があるので宝塚市は人気が高いのでしょうか?宝塚市に住みたいと思っている人の中で「宝塚歌劇団」の存在が原因で宝塚市に住みたいと思っている人の割合はどれくらいでしょうか?正確にこのことについて調べたデータが無いのではっきりとした数字は出せないですが、おそらくわずかな数字になると思います。いくら好きでもそのためにわざわざ住みたいと思う人は少ないでしょう。それでは宝塚市の人気はどこからくるのでしょうか。答えは兵庫県警のホームページにあります。


その中には「市区長別主な刑法犯認知状況」の令和元年度版が公開されています。兵庫県の市や町ごとに人口と刑法犯総数、人口1000人に当り何件の犯罪が発生しているかが一覧表で公開されており全て同条件での数字ですので、他の市や町との比較がしやすい資料です。


これがなぜ重要かというと、人気の高い街や市は人気が高いなりの原因があります。一般的に住みたいと思う街には原因があります。通勤や通学、交通の便が非常に便利な立地なのか、買物施設が充実していて何でも手に入るような便利な場所なのか、それとも治安がしっかりとしていて犯罪件数が少ない安心できる街なのか、全部揃っているのが最高ですが、便利な場所は都心部に多く都心部に近い場所は地方と比較して人が色んな場所から集まる分、治安等安全度で少し落ちる傾向にあります。そんな中でも宝塚市は治安の高さが数字に表れています。他の代表的な都市と比較してみれば

一目瞭然です。


例えば神戸市で人が集まる場所と言えば、中央区になります。その中央区で人口1000人当りの犯罪件数は23件になります。同じ状況で、兵庫県で神戸市の次に人口の多い姫路市では人口1000人当りの犯罪件数は8件になります。尼崎市は11件の犯罪件数、明石市と西宮市、伊丹市は7件、芦屋市は5件の犯罪件数です。では宝塚市はこの条件で何件の犯罪件数になるかというと、なんとたったの4件になります。正確に言うと4.617件ですが、先ほど主要な都市と比較してもらったように飛びぬけて犯罪件数は少ないです。


 宝塚市の人口が極端に少ないのであれば犯罪件数が少ないのも分かりますが、宝塚市の人口は22万5000人で決して少なくありません。先ほど出てきた都市と比較しても神戸市や姫路市、尼崎市、西宮市よりは少ないですが、伊丹市や芦屋市よりも人口が多いです。ある程度、人口の多さに比例して犯罪件数も増えていくものだと一般的には思いがちですが、宝塚市についてはそれが当てはまりません。


 それに犯罪内容についてもデータを見ることができますが、いわゆる凶悪事件と呼ばれる殺人事件などの犯罪件数が少ないのも特徴の一つです。発生している犯罪の大半が盗難事件であり、(盗難事件も立派な犯罪ではありますが)治安という部分から見ても宝塚市は高いレベルを維持しているのが分かります。駅前には警察官の姿も良く見られて、市民と警察とが一体となって犯罪を抑制しているイメージはあります。


 特に凶悪事件が少ないというのは大きなポイントの一つです。


 男性の一人暮らしならともかく、例えば女性の一人暮らしで治安が悪く犯罪件数が多い場所を選ぶ人はほとんどいないと思います。いくら便利な場所であっても、自分の住むところは便利さと安全であれば多くの人が安全を選ぶと思います。特に今例に出しました女性や小さなお子さんのいるファミリー、体の不自由な方やお年寄りも安全な場所を選ぶ方が多いかと思います。もちろん、いくら安全であっても買物を行くのに、車で何十分も走らないと店まで行けないような場所や都心部へのアクセスについて何度も乗り継ぎをしないとできないような場所であれば、犯罪件数が少なくても敬遠されるかも知れません。


 その点、宝塚市は大阪まで電車で30分程でアクセスできる立地、阪急とJRの2つの宝塚駅が並ぶ駅前周辺には阪急百貨店を始めとする数多くの店が集まっており、

日常の買物で不自由することは殆んど無い点、を考えてみると便利か不便かで見てみると便利な立地であることが分かります。便利で治安が良くて、となれば宝塚市がなぜ人気が高いのかがわかると思います。不動産の価値を決めるのは幾つかの要素がありますが、一つに立地です。利便性が高く、汎用性に優れた不動産は当たり前ですが、高価な価格で取引されます。便利で治安のいい場所で新築戸建を売り出せば売れることはまちがいありません。


 先程、アクセスの話をしましたが、大都市部への移動も容易で大阪へも神戸へもどちらも30分程でアクセスできる立地が魅力です。宝塚市には阪急電鉄とJR西日本が線を乗り入れしています。具体的には阪急電鉄が宝塚線と今津線の2路線、JRが福知山線です。それぞれ目的地に応じて乗り込んで移動すれば便利で、おもだった所ならすぐにアクセスできる立地が魅力的です。一日の平均乗降客を比較してみても阪急の方には2路線ある関係でJRよりは乗降客数が多いようですが、それほど大差無いように思います。その他にもバスの本数も多いので駅から離れている所に不動産を所有して住んでいる人も不便さを感じることはないかと思います。

こうしてみると利便性という点では都心部へアクセスしやすいにも関わらず、犯罪の発生率が低い宝塚市がいかに魅力的であるかが分かります。特に新築戸建の建築についても、これだけ好条件がそろっていれば購入したいという人が数多くいるのは間違いありません。


 その上、最近宝塚市が力を入れているのが、防犯カメラや安全カメラについて力を入れています。防犯カメラと言えばすぐにどんなものか分かるかと思いますが、安全・安心カメラとはどんなものか分かりにくいかと思います。

宝塚市の安全・安心カメラは平成29年度から宝塚市が力を入れて整備してきたもので、現在合計で230台のカメラが稼働中です。これほどの数のカメラを何のために設置したかと言うと、まずは抑止力です。カメラがすぐそばにあればひったくりやその他の犯罪も間違いなく減少します。自分がやったという証拠が録画されているのに堂々と犯罪を行う者もほとんどいないではないでしょうか。そう考えればじゅうぶんに抑止力としての役割を安全・安心カメラは果たしていると言えます。もちろん抑止力だけではありません。当たり前ですが、事件が起きた際には犯罪の証拠を押さえることができて、犯人の早期逮捕・事件の早期解決が期待できます。

宝塚市の治安の維持ならびに犯罪発生の抑制に一役買っているのは間違いないでしょう。


 そんな安全・安心カメラのことについていくつか触れておきます。まずカメラ辞退は常時作動していますが、通常の防犯カメラのように監視員が居てモニター等による監視をするというスタイルではなく、原則14日のみ画像を保存し、犯罪などが発生していなければ、(何の問題も無い場合であれば)上書き消去されていきます。当然ですが、セキュリティ対策も行われているので、個人情報が流出したりする心配もありません。その画像に触れることのできるのは、宝塚市より任命された管理責任者と運用責任者が基本的に取り扱う形になります。こうしたプライバシーに配慮された安全・安心カメラは230台もの数が本日も稼働して宝塚市の安全と安心を守っています。


 又、宝塚市には宝塚市にふさわしい人気キャラクターが防犯に一役買っています。他の地域であれば「子ども110番」といわれているものです。宝塚市の場合は「アトム110番」と呼ばれて、人気キャラクターであるアトムを前面に出しています。大体の人は分かっているかと思いますが、なかには何故「鉄腕アトム」をわざわざ使っているか分からないという人もいらっしゃるかと思います。「鉄腕アトム」の作者である漫画の神様、手塚治虫の出生地が宝塚市という関係から宝塚市には「手塚治虫記念館」があり、街の人たちも手塚キャラクターには馴染んでいるという点もありますね。漫画の中では正義の味方、こどもたちの味方であるアトムが今度はリアルに困っているこどもたちを助けるために活躍するなんて、本当にいい制度だと思います。


 具体的には、こどもたちが身の危険を感じたときに、ステッカーが貼られた車や建物に助けを求めると言う仕組みです。もちろんアトム110番のステッカーを貼った車やプレートが置かれた建物があることで、犯罪の抑止効果が見込まれ子どもたちの安全をを守ることができます。子供たちが犯罪に巻き込まれないかどうかがファミリー層にとっては大きな問題です。子供たちが暴力や性犯罪に巻き込まれやすい環境というのは互いのことに関心がなく極端なことを言えば、犯罪が行われていても見て見ぬふりをするような社会です。宝塚市ではそのような社会をつくるのではなく、皆で見守りながら犯罪を抑制し、住民の安心・安全を守る素晴らしい制度だと思います。

そういう背景があって現在では「アトム防犯パトロール」も稼働しています。これは、地域アトム110番と同じく街ぐるみで犯罪を許さないという強い決意を表明することによって地域の防犯活動の支援を行っていくというものです。


 元々、住民の方々で自発的に行ってきた防犯パトロールがアトム防犯パトロールに代わることによって、普段から街中で目にしているアトム110番と共に犯罪防止・抑制のイメージを確立できるという意図で作られた制度です。街ぐるみで犯罪撲滅に取り組むのは素晴らしいことで、他の市区町村でも積極的に取り組んでいることです。警察や行政だけに任せるのではなくて自分たちの住むところは自分たちで良くしていくのは当たり前のことです。特に宝塚市にはアトムという子供の味方としてイメージがついてきている心強いキャラクターがあります。どんどん活用して子どもたちが犯罪に巻き込まれることのない社会の実現に一歩でも近づけば良いですね。


後、宝塚市役所の防犯ページには興味深いものがあったのでこちらもご紹介します。

宝塚市の広報誌「広報たからづか」の防犯特集号で特殊詐欺への対策をケースごとに解説している内容です。特殊詐欺の中でも有名かつ代表的なものが「オレオレ詐欺」です。

 

 一時は社会現象となって新聞やニュースを連日のように騒がせていましたが、いまでも被害者の方は後を絶たないようです。なぜなら今まで良く報道されていたのは息子や孫を名乗った上で、トラブルが発生したのでお金を振り込んで欲しいという内容でした。ただ、連日のように報道もされ地域の啓発活動でだいぶんと認知されてきてその危険性は広まったかと思いますが、形を変えて色んな電話がかかってくるようになっています。その中の一つが、「警察官を名乗るオレオレ詐欺」です。今までと違って警察官からの電話となるとまさか警察官を名乗る人間が詐欺を働いているとは思わないのが普通です。どんな人でも警察から電話がかかってきたら一体何が起きたのか確認するのは当たり前です。警察からの電話を内容も聞かずにすぐに切る人は逆に警察から追われているような人を除いてほとんどいないと思います。


 そういう意味では以前のオレオレ詐欺よりかなりタチが悪いものだと思いました。但しそこから後の行動が少し考えたらオカシイと思うような話でした。警察官や銀行の人間が実際にお金を家まで取りにくるなんてあり得ないからです。筋書としては、警察から連絡が入って、あなた名義の通帳が発見されました。ついては安全な口座にお金を移動させる必要があるので、今から取りに行きますと言った内容です。通常で考えたらそんなことはあり得ないのですが、警察だと思わされているので、根拠も無く信じてしまう人も出てくるのは仕方がないことだと思います。当たり前の話ですが、電話でお金を引き出せなどと警察から連絡が来ること自体不自然ですし、ましてやそのお金を受取りに来るなんてあり得ないです。


 そういった意味でも新しいオレオレ詐欺にも対抗できるかと思います。犯罪を無くすためにはまず、身近な犯罪を撲滅するしいかないと思います。先ほどの「オレオレ詐欺」は形を変えてどんどんに破りにくくなっているのが事実です。そんな時のためにこの特集号があります。こちらを家族皆さんでぜひシェアして被害にあわないようにして下さい。宜しくお願い致します。


その他には新しい詐欺の形として「電子マネー詐欺(サイト利用料)」があります。

これはどういう詐欺かと言いますと、インターネットで特定のサイトを見た際に、

「サイト利用料が発生しました」という案内が出て費用を請求されるというものです。他にも「当選金が受け取れる」とか「登録が完了しました」といった類の案内やメールが来たり、悪質なのになると「今日中に支払いをすまさないと裁判を起こす」といった内容のメールが送られてきたり、知識の無い人がいきなり「裁判」とか「訴状」とか言われたら普通は焦ったり不安になったりすると思います。ましてやサイトを見たのは事実ですから、知識の無い人でしたら支払いをしなければと思ってしまう

うのも無理はありません。オレオレ詐欺も同じですが、本当に人の心に不安を植え付けてうまくその相手の不安を煽るような手口を行えるなと怒りと同時に呆れもします。


 こちらも先程のオレオレ詐欺と同じです。もっともらしいことを言っていますが、実際に支払う必要性なんてまったく無いものです。ネットを閲覧中にこちらから費用がかかることを理解した上で自分の個人情報を登録した分には費用の請求がくる

ことに納得ができるのですが、そういった順番をすっ飛ばしていきなり請求なんてことは絶対にないです。そういう意味でもこういった詐欺に共通しているのが、少し冷静になって考えたらあり得ないということです。知識の無い人に期限を切って、例えば今日中とか2日以内とか焦らせてすぐに振り込ませようとする方法を取ってきます。


 どちらも対策としては、怪しい電話は全て無視するというのが一番で、後はすぐにお金を振り込まないことです。それと少しでもおかしいなと思ったら家族のだれかに相談してみて下さい。そうすればいかに怪しい電話かどうかが分かります。必ず相談をしてみて下さい。


 他にもこの特殊詐欺特別編集号にはいくつも詐欺の手口が明かされています。その中でも巧妙なのが、還付金等詐欺です。今までの詐欺は全て支払って下さいという不自然な依頼でした。普通ここで費用が発生しないだろと思うところで請求がきています。


 ところがこの詐欺は払い過ぎた過払い金を返します。といった内容ですので、ついついいくら返ってくるのか気になるのは当然です。お金をこちらから払うのではなく、こちらが受け取るのですから、普通で考えたらどんな人でも内容を確認するのは

当たり前です。相手が聞く体制になってからがこの詐欺のすごい所です。役所や社会保険事務所、自治体職員、税務署職員など私たちの普段の生活に密接にからんでいるような場所からの電話で医療費や保険料や税金が還付されます。と連絡があれば聞くに決まっています。おかしくなるのがここからで、キャッシュカードを持って銀行のATMコーナーまで足を運んで、こちらの言うように操作して下さい。と言ってきて向こうの言う通りにATMを操作していたらいつの間にか口座からお金が無くなっていたという内容です。


 これについてもポイントとして役所や社会保険事務所等の職員が銀行のATMコーナーに行けと連絡してくることはありません。ましてやそのATMの操作をこちらに依頼してくることはあり得ないことです。還付金を受け取るのに振込口座をこちらが書くことはあっても振り込んでもらう口座のATMを操作するなんてあり得ないです。冷静になれば不自然極まりないのですが、お金が返ってくるということでついつい相手の言いなりになってしまった結果こんなことになってしまいます。還付金の返還期限が今日までなんて連絡が役所からかかってくるなんてあり得ないのですから、必ず冷静になってATMの操作をするなどという不自然な行動を取らないようにお願いします。


その他にもカード手交の詐欺というものもあります。キャッシュカードを預かりますという不自然極まり無いものですが、これも先程の還付金詐欺と同様にお金が返ってくるという電話でまず市役所等の職員から連絡があります。その上で次に銀行から連絡があると言って電話を切ります。しばらくしてから銀行職員という者から連絡があって「キャッシュカードが古くなっているので、再発行します。」というセリフでキャッシュカードを預かって、念の為に暗証番号を聞き出すというものです。


 他にも、「あなたのキャッシュカードを使ってお金を引き出そうとした者がいる」とか「偽造されているキャッシュカードがあります」とか色んな理由を付けてキャッシュカードを預かろうとします。そして共通しているのがキャッシュカードを預かる際に暗証番号を聞き出すことです。キャッシュカードと暗証番号を他人に渡したらどうなるかは誰が考えても分かると思います。暗証番号を聞いてくる銀行職員なんてこの世に存在しないと思いますので、絶対に教えないで下さい。そんな不自然なことは絶対にないのでこれも一緒ですが、必ずカードを渡したりする前に誰かに相談して下さい。


 大切な財産を失う前に一言ご家族や親戚、ご友人、もしくは連絡をしてきた役所に聞いてみるのも間違いないと思います。市役所から連絡があったのならばその市役所に電話して聞いてみればはっきりとします。但し、かかってきた番号にかけ直すのではなくて、ちゃんと市役所のホームページに記載してある電話番号にしてみればはっきりとします。本当にそんな還付金があるのかどうかです。今まで色んな還付金を受け取ったことがありますが、還付金を受け取るのに役所から自宅へ連絡があることなんて一度もありませんでした。普通はそんなことあり得ないので、必ず引っかからないように気をつけて下さい。


おすすめ物件情報|宝塚市の新築戸建て物件一覧


まとめ


 

 今回は、宝塚市の治安についてご紹介をしました。宝塚市に住むにあたってその治安がどのようなものかを知ることは大切なことです。

これからもこのブログを通じて宝塚市の情報をたくさんお伝えしていこうと思いますので期待ておいて下さい。 


アクロスコーポレイションは兵庫県宝塚市の不動産情報を多数ご紹介しております。

宝塚市で不動産をお探しの方、宝塚市に住みたいとお考えの方は当社までお気軽に問い合わせください。



トップへ戻る

センチュリー21

ID

PASS