尼崎市のおススメスポットについて

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尼崎市のおすすめスポットを5つご紹介


尼崎市 おススメスポット



兵庫県内で4番目に人口が多い街【尼崎市】


 兵庫県内に多くの各市区町村がある中で、尼崎市は4番目に人口が多い市です。

元々、尼崎市は阪神間を支える工業地域として発展し、大企業もここに会社や工場を建設しました。ちなみに電話番号の市外局番ですが、兵庫県の中で尼崎市のみ「06」で大阪市と同じです。これは尼崎市が工業地域として発展してきたことに関係しています。尼崎市内の「尼崎紡績」(現在のユニチカ)が電話を引き込んだのが、尼崎市での電話の始まりでした。尼崎紡績は自費で電話線を引込んで電話設備を大阪電話交換局に寄付をした為、大阪局扱いとなっていました。


 その後、尼崎市内で電話が普及し出すと、大阪電話局扱いとその他の電話局扱いの電話が混在し、同じ尼崎市内にも関わらず市外電話扱いになったり混乱状態でした。

 太平洋戦争終了後、尼崎市は依然阪神間を支える工業地域として需要があり尼崎市でかける市外への電話の半数が大阪市という状況で、尼崎市及び地元商工会議所の働きかけによって、尼崎市の電話は大阪の電話局へ編入されて市外局番も「06」に統一されました。


 現在の尼崎市は当時の阪神間の工業を支える工業地域としては大分、衰退してきているので、この当時の尼崎市の勢いが想像できませんが兵庫県内でも神戸市に継ぐ人口を擁し、隣の大阪市からも頻繁に人と物が行き来する大都市であったことは間違いありません。


 現在は、兵庫県下でも人口・規模、共にトップクラスですが、人口も減少気味で尼崎市に移動して来る人は、大阪で家を購入するのが困難な人が多いです。特に新築一戸建てについては大阪市ではかなりの高額になり、土地の面積も小さくなってしまいますが、尼崎市では、価格も抑えて面積も広く取った新築戸建が手に入るという事で、近年尼崎市の注目度が俄然増しています。

 尼崎市内で不動産や新築戸建の購入を考えている人も既に尼崎市内で不動産を所有、もしくは新築戸建の建築を進めている人も尼崎市のおススメエリアについて観ていきましょう。



尼崎市のおすすめスポット紹介


 尼崎市内を通る3つの電車会社は阪神間を結んで、市内に各駅を設けていますが、北から南に向かって、阪急電鉄、JR西日本、阪神電車、の順に並んで大阪市と神戸市を繋いでいます。その中でも阪急電鉄のみ、尼崎市内の工業地域における大動脈というより、沿線に広がる住宅地域に住む人たちにとっての重要な移動手段となって発展してきました。
 阪急グループ創始者の小林一三によって始められた住宅開発で多くの人が尼崎市に移り住んできましたが、そんな住宅地の中でも最も尼崎市内で人気が高いのは「武庫之荘」になります。尼崎市のおススメスポットの1つ目は「武庫之荘」になります。


1.住みやすい街【武庫之荘】


尼崎市 武庫之荘



 武庫之荘は、尼崎市でも最西に位置し、市境である武庫川の向こう側は西宮市で西宮市との行き来も多い位置関係にあります。


 尼崎南部を通る阪神電鉄は、尼崎市の南部に建てられた工場で働く人たちがメインで利用されました。そして、その北側を通るJR東海道本線は、工場で生産したものをそのまま運ぶ貨物線として利用されました。住宅開発とセットで開発されたのは阪急沿線のみです。その中でも武庫之荘には住みやすい街として大きな特徴があります。


① 純然たる住宅街であり、非常に静かな住環境であること

② 駅前にパチンコ屋など、がないこと         

③ 駅の北側には高級住宅街が広がっていること     

④ 駅の南側は区画整理で街並みもキレイなこと     


① 上述したように、阪急沿線は住宅地の開発とセットで伸ばしてきました。田園地帯であった武庫之荘は駅の北側を中心に開発され、田園地域の広がる緑豊かな住宅地として販売されました。そのため、駅前には住民のための店舗等が広がっていますが、基本的に駅前以外は住宅地となっています。元々、田畑だった所が住宅地になっているので、店舗や工場もなく非常に住みやすい環境となっています。


② 武庫之荘では条例によって駅前であってもパチンコ屋やその他、風俗店的な店舗が一切ありません。そのため、駅前には飲食店やスーパーマーケットなどの店舗が建ち並んでいますが、ゴミゴミしていたり人が集まっていたりすることがありません。元々の街が出来た事情もそうなのですが、実際に武庫之荘で住んでいる人たちが自分たちで街を住みやすくしていこうと働きかけた結果がこういう形になっています。


③ 先ほどもお話ししましたように、駅の北側には住宅地が広がっています。その中でもいわゆる高級住宅街と呼ばれるエリアがここには存在します。広い敷地の邸宅が建ち並び、道路も整備されたエリアは正に高級住宅街と呼ばれるのに相応しい雰囲気を持っています。又、行政によって第一種低層住居専用地域に指定されているので、周囲には高層建築物も無く陽当りや風通しもいい静かな住宅地です。治安もそれに伴って高いです。


④ 駅の南側には以前は一面の田畑が広がる田園風景でした。その後、区画整理によって区画も整理されました。道路についても武庫之荘駅の南側ロータリーから真っすぐに南へバス通りが整備されて一直線に南側の山手幹線まで抜けていて非常にすっきりとした街並みになっています。道の両側には店舗が建ち並びますが、一本筋が変わると静かな住宅街へと変貌します。この静かな環境が武庫之荘の特徴と言えます。


 武庫之荘は静かな住宅街と言いましたが、武庫之荘駅前には店舗も多く集まっています。例えば、買物をするなら駅の北側には「スーパーフレスコ」や「ローソン」、「ファミリーマート」があります。南側には「スーパーオアシス」や「スーパーコーヨー」、「セブンイレブン」、「ローソン」があります。飲食関係なら、北側には「ミスタードーナッツ」や「餃子の王将」、「天下一品」などのチェーン店が、南側には、「マクドナルド」、「ケンタッキー・フライド・チキン」、「モスバーガー」、「コメダ珈琲」などのチェーン店があります。どれも普段から利用している有名店ばかりで、生活に不自由することはまずないでしょう。武庫之荘には尼崎市の他の街とは違う独特の雰囲気があると思います。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。



2.生活に便利な施設が充実した【JR尼崎駅】近辺


JR尼崎駅



 JR尼崎駅は、各媒体が実施する住みやすさランキングでもここ数年は人気が集めて地名度もあがったりしています。例えば、日本でも最大手の住宅ローン専門機関の「アルヒ」が選ぶ「本当に住みやすい街大賞2018in関西」で人気の各都市を抑えて1位に輝いています。


 人気の秘密は交通の便の良さにあります。JR尼崎駅から大阪キタの中心地、大阪駅まで新快速に乗れば6~7分で到着、そのまま足を伸ばせば新大阪まで11分程で到着、東京に行くのに新幹線での移動もスムーズにできます。又、西の神戸方面には同じく新快速で15分ほどで到着します。宝塚の方にも福知山線に乗ればアクセスできるし、京橋の方へも東西線に乗ればアクセスできます。これほど、交通の便が良い所は他に中々ありません。又、国道2号線や国道43号線、阪神高速3号神戸線も近くを通っているので、大阪方面でも神戸方面でも車でスムーズに移動できます。

特に大阪へのアクセスの良さは尼崎市内でもピカ一で、大阪市内で勤務し、大阪市内で家を購入することが困難な人たちがJR尼崎で大規模分譲された新築マンションに続々入居したと言われています。


 JR尼崎の良さはそれだけでなく、駅前の「あまがさきキューズモール」には140もの専門店が入っており、普段の買物はもちろんグルメやファッション、映画やゲームセンターなどのアミューズメント関係も充実しているので、大人から子供まで楽しめる空間になっています。道路向かいにはフィットネスクラブの「セントラルスポーツ」があり、一通りの店舗やサービスは受けることができます。大阪まで行かなくてもある程度のことならここで全て事が足りるので、本当に便利です。


 又、駅の近くには大規模な防災公園もあるので、子供さんが遊ぶのにも便利です。

JR尼崎駅周辺は間違いなく尼崎市内でもおススメスポットの一つですね。



3.親子で歴史を楽しめるスポット【尼崎城】


尼崎城


 2019年、阪神本線尼崎駅から南へ徒歩5分、尼崎中央図書館のすぐ隣の尼崎城址公園内に尼崎城が復元天守として復活をしました。


 元々、尼崎市に本社があった大手家電量販店「ミドリ電化」の創業者が尼崎城の再建と寄付を市に提案したことから尼崎城の復活が実現のものとなりました。


 本来尼崎城天守閣があった場所より300mほど離れた公園内(西三の丸跡地)に復元されていますが、本来の位置にはすでに施設があるので位置をずらして再現されました。


 復元された尼崎城は、尼崎市のシンボルとしてこれから活躍していくでしょうが、実際に建物の中に入るとお城というよりは、尼崎市歴史資料館のようなものだと思います。見た目については、当時のものを再現しているらしいですが、中身はまったくの別物です。日本各地にあるお城の中でもこういった復元城のほとんどが歴史資料館等の施設でいわゆる、パビリオンみたいなものですが上階には展望台もあり、充分楽しめます。

実際の尼崎城は下記のようになっています。


1階(まちあるきゾーン)

 尼崎市の紹介ムービーが流れる中、尼崎市の名産品のショップで買物も楽しめます。この1階までは入場料無料で自由に見学できます。


2階(尼崎城ゾーン)

 この階では、侍道場として鉄砲体験や剣術体験を通して侍の疑似体験ができ、槍や刀、弓矢、鉄砲の実際のものと同じ重さのものが置いてあり、その重さも体験できます。又、VRシアターでは実際に江戸時代の尼崎城下にいるような錯覚を覚えます。江戸時代までタイムスリップしたかのような体験ができるのがこの2階の(尼崎城ゾーン)です。


3階(なりきり体験ゾーン)

 この階ではいわゆるコスプレ体験ができます。

お姫様や武士、忍者の衣装を身にまとい金色の襖を背景に写真を撮る事が出来ます。大人から子供までサイズも取り揃えているので、カップルで親子でなりきり体験を

してみましょう。


4階(ギャラリーゾーン)

 この階では、尼崎市出身の城郭画家として有名な「荻原 一青」氏の作品である「名城手拭百城」が常設で展示されています。この名城手拭百城にはもちろん、尼崎城も選ばれており日本の伝統技能で染め上げられた手拭の数々をぜひご覧ください。


5階(わがまち展望ゾーン)

 天守となる最上階の5階は展望台になっており、尼崎市の街並みを見ることができます。又、単に景色がいいだけではなく設置されたタブレット端末を見てみると、目の前に広がる景色が江戸時代のころならこう見えていたという風に江戸時代の城下町の様子を見ることができます。目の前から見える現在の尼崎市の景色とタブレット端末から見える江戸時代の景色とをぜひ見比べてみて下さい。



4.ウォータースポーツや工場夜景も楽しめる【尼崎運河】


尼崎 運河



 「尼崎運河」とは尼崎市内にある5つの運河(北堀運河、南堀運河、西堀運河、東堀運河、中堀運河)の総称になります。運河部分は全長6.9キロメートル、近くに流れる河川(蓬川、神崎川、旧左門殿川)も含めて全長12キロメートルあります。


 日本全国の運河が物流の役割を終えていく中で未だに現役で稼働している運河になります。この運河は「尼崎21世紀の森構想」地区の中にある運河で、物流以外にも熱い視線が注がれています。


 この「尼崎運河」は「パドルボード」や「カヌー」が本格的に楽しめる場所だと、多くの人は知らないのではないでしょうか?自然の海や川と違って流れが穏やかで波も立たないので初心者も安心して楽しめるという環境なのがその理由だということです。


 「パドルボード」というのは正式には「スタンダップパドル」と言われ、通常「SUP」の略称で呼ばれます。サーフボードよりも大きいボードの上に立って、自分の背丈よりも長いパドルを使って水面を移動するマリンスポーツです。4月から10月までの間、毎月2回初心者向けの「SUP体験会」も行われるそうなので、現在は時期を外していますが、来年挑戦してみるのもいいかも知れません。


 他には、小学校での組織学習にもこの「尼崎運河」は利用されています。

小学生たちがクラス単位で見学に来ています。昔は干潟が広がり、潮干狩りも楽しめたこの尼崎沿岸地区は尼崎市工業の発達と共にその役割を変えていました。

工業都市全盛の頃は水質汚染や公害問題で話題になっていました。

ところが、今では水質も改善されて様々なイベントが開催されるようにまでなりました。一度足を運んでみて下さい。



5.自然の中で様々な遊びを体験できる【尼崎自然の森中央緑地】


尼崎市 自然の森中央緑地



 「兵庫県立尼崎自然の森中央緑地」は製鉄会社の大規模工場の跡地で29ヘクタールもの広大な敷地に16万本もの苗木を植えて100年かけて多種多様な生き物が住める森を作っていくという壮大な計画の元、現在も作られている森になります。

森の成長もそうですし、森に生きる生き物も現在進行形でどんどん増えています。この生き物は、渡り鳥や魚を始めとする多種多様の生き物で、ここを訪れるたびに出会える生き物も変わっていくのでここに来る楽しみ方も変わってきます。


 ここは他の公園と違って、日常の生活圏の中にあって住民の憩いの場として機能している公園ではなく正に森とそこに生きる生き物を含めた自然環境を作るプロジェクトになります。

 尼崎市ではなく兵庫県が主体として「尼崎21世紀の森構想」の一環として計画を進めています。2006年に開園し、そこから現在に至るまで森自体は拡張し続けています。敷地の中央付近に位置する大芝生広場の他、敷地内の森には様々な樹木や植物が群生しているのでその手つかずの自然を観察するのも楽しみ方の一つです。


 場所は尼崎市扇町33-4です。私も尼崎市内に扇町という地名があったことを今回初めて知りましたが、尼崎市に現在お住まいの方も聞きなれない地名かもしれません。分かりやすい場所で説明すると、阪神高速道路5号湾岸線「末広インターチェンジ」のそばにあります。入場料金は無料で駐車料金も無料になっています。


 尼崎市はどちらかというと工業都市で、自然とは真逆の位置づけの都市だと思っていましたが、ここ尼崎市で何と100年という長い時間をかけて森を作るという壮大な計画が進められていたことを知らなかったという人も多いかと思います。

何でも手に入って便利な都会と違って、自然以外何もない不便だけど心が豊かになれるようなそんな森に一人でもいいですし、家族など大事な人と一緒に出掛けてみるのもいいかもしれません。


 ちなみにその「兵庫県立尼崎自然の森中央緑地」のすぐ隣にはこれも「尼崎21世紀の森構想」の一環である「尼崎スポーツの森」があります。この「尼崎スポーツの森」は施設の巨大さで知られており、西日本でも最大級の施設になります。2006年の「のじぎく兵庫国体」では水泳競技会場としても使用されました。50mプールやスイミングスクール、フィットネスクラブ、アイススケート場、フットサル場、グランドゴルフ、2本のウォータースライダーも兼ね備えたレジャープールもあり、多くの利用者でいつも賑わっています。


 駐車場が無料という点もあって車での来られる方も多く、JR「立花」駅や阪神「武庫川」駅、阪神「甲子園」駅から無料のシャトルバスも出ていますので、車の無い方も気軽にアクセスできます。又、会議室もありますので、会社で運動会を開催して運動会の後には会議を行うこともできる場所にもなっています。壮大な森と大規模なスポーツセンターを兼ね備えた「尼崎21世紀の森構想」について興味のある方はそれぞれサイトがありますので、一度調べてみられたらどうでしょうか。案外楽に行くことができますので休みの日に一度行ってみるのもいいですね。


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まとめ


 今回は、尼崎市のおススメスポットについてご紹介をしました。尼崎市で不動産や新築戸建の購入を考えている人にとって、色々と気になる情報だったのではないでしょうか。

これからもこのブログを通じて尼崎市の情報をたくさんお伝えしていこうと思いますので期待ておいて下さい。 


アクロスコーポレイションは兵庫県尼崎市の不動産情報を多数ご紹介しております。

尼崎市で不動産をお探しの方、尼崎市に住みたいとお考えの方は当社までお気軽に問い合わせください。



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