伊丹市のおススメスポットを紹介します
伊丹市の色んな魅力をこのブログでお伝えしていますが、今回は伊丹市外にお住ま
いの方に伊丹市で住んでみたいと思えるような、もしくは伊丹市内にお住まいの方にも改めて伊丹市の良さを知って頂きたいので、こちらで厳選しました伊丹市のおススメスポットを何カ所かご紹介していきたいと思います。
野鳥の楽園として有名な昆陽池公園
昆陽池公園は関西でも屈指の渡り鳥の飛来地で、野鳥の楽園として有名です。
普段街中ではほとんど目にすることのない白鳥の親子や、鴨のヒナなど本当に数多くの渡り鳥を見ることができます。
白鳥の親子や一緒に泳いでいる様子や、一生懸命卵を温めて孵化させている姿は、本当に微笑ましく動物園ぐらいに行かないとなかなかお目にかかれない光景です。
その昆陽池では野鳥の観察をもっと楽しんでやってもらおうと、「野鳥観察橋」を設置しているので自分のペースでゆっくりと楽しむことができます。
休日になると近くで新築戸建を購入した家族連れや、伊丹市で不動産を購入しようと考えている人もいたり、本当に色んな人たちが野鳥の観察を楽しんでいます。
又、野鳥による池の水質低下を防ぐために、独立した野鳥に餌をやるための「給餌池」を設けています。上記に挙げました「野鳥観察橋」をグルリと囲むように作られているために、餌を求めてかなりの数の野鳥が押し寄せてくるので結構見応えのある空間となっています。
伊丹市発行の公園案内パンフレットを見てみました
伊丹市が発行している「昆陽池公園」のパンフレットによるとこの池に飛来する主な野鳥は、アオサギ、イカル、コゲラ、キンクロハジロ、ユリカモメ、オナガカモ、カルガモ、ミコアイサ、コブハクチョウ、バン、などがあります。
こうした野鳥だけでなく、メジロやスッポンなどの動物やアゲハチョウやセミ、ヤンマなどの昆虫、そして多くの植物がいる本当に自然の楽園になっています。
動物好きな人はもちろん、花好きの人も、のんびりと休日を過ごしたい人、お子さんを遊ばせながらゆっくりとした時間を楽しんでいる人、実に様々な人がいます。
先程の自然観察が趣味の人なら「ふるさと小径」がおススメです。
野鳥や昆虫、樹木、草花などを四季を通じて楽しむことができる自然観察道になっています。距離は約600mの短い道なので、体力に自信のない人もゆっくりと自分のペースで観察の時間を楽しむことができます。利用時間は午前9時から午後5時までです。
他にも歩き疲れた時に休憩できる「昆陽池センター」が無料で利用できます。休憩室はもちろん、展望室もあるので疲れを感じたときはここで休憩を取るのもいいですね。
後は、晴れた日に家族そろってゆっくりとお弁当を楽しむことできる芝生広場、「草生地広場」があったりします。こちらの広場内の水路では6月から7月にかけてヘイケボタルを観察できるときもある貴重な場所です。街中で野生のホタルを観察できる場所はほとんどないと思いますので、ここはかなりおススメの場所です。
大きな公園の敷地内には自然を楽しんだり、自然を学んだりできる空間がたくさんあります。
伊丹市民の憩いの場として、様々な自然の生き物について勉強できる場として、そして越冬を日本で行う渡り鳥の楽園として、昆陽池公園は今や伊丹市にとって無くてはならない存在だと言えますが、そもそも昆陽池公園の成り立ちはどうなっているのでしょうか。
元々、昆陽池の成り立ちは奈良時代まで遡ります。奈良時代の高名な僧侶である「行基」の指導によって作られたと言われています。「行基」はあの有名な奈良の大仏について聖武天皇から相談を受けるほどの高僧で当時ではかなり高位に位置するインテリ層でもありましたが、民衆の暮らしには常に気にかけており西日本には何カ所も行基が手掛けたと言われているため池が今も残っています。
その数多くあるため池の一つである昆陽池が昭和の時代に入り、昭和43年に公園として伊丹市によって整備されました。
奈良時代に干ばつや飢饉から住民をすくった昆陽池は、現代では野鳥を始めとする自然の楽園であり、住民たちの憩いの場となっています。
ちなみに昆陽池の真ん中にある浮島は日本列島の形をしているので有名です。残念ながら上空からしかその姿を確認することができないので、飛行機からか今ならドローンかでしか確認できませんが、一見の価値はあると思います。
昆陽池公園は、遠方から車で来ることも可能です。公園内の専用駐車場151台分あり、料金も1時間200円と高額ではないので、家族そろってピクニックなんかもいいかもしれませんね。
住所:兵庫県伊丹市昆陽池3丁目
駐車場有
・駐車料金:1時間まで200円。以降30分毎に100円加算
・営業時間:年中無休、午前9時~午後5時まで
・駐車台数:151台
お子さんや航空機ファンに大人気の伊丹スカイパーク
大迫力の飛行機の離着陸!
「伊丹スカイパーク」は、2008年に大阪国際空港(伊丹空港)の西側に隣接する9ヘクタールもの面積を誇る巨大公園です。(1ヘクタールは10000㎡)1993年から国と兵庫県と伊丹市によって15年かかって整備された公園で本当にバカでかいです。
この公園の最大の特徴は写真のままなのですが、伊丹空港の滑走路のすぐそばにあるので、飛行機の離着陸の迫力ある姿をみることができることです。
日本全国を見てみても、ここまで空港の滑走路に近いのは類を見ない珍しい公園ですので、全国から航空機ファンが撮影機材を持って訪れるのと、子供連れのファミリーがたくさん来ることでも有名です。
そんな公園にやってくる目的でもある飛行機の離着陸ですが、この公園内ではあらゆるところで見ることができます。展望室であったり、一部のスポットからしか見えないのではなくて、公園内のほとんどの所で飛行機の姿はもちろん迫力の音を感じることができる上に上述した通り9ヘクタールもの広さがあるので、多くの人が訪れてっも混雑感は感じません。
又、夜でも公園内に入ることはできるので、(21時まで)夜にはカップルが夜景と飛行機を眺めるオシャレなスポットとしても有名です。
公園の入り口は3カ所。「北エントランス」、「中央エントランス」、「南エントランス」に分かれており、「北エントランス」には近くにある弥生時代の岩屋遺跡の展示物があるパークセンターがあり、駐車場もすぐそばにあります。
「中央エントランス」のそばにはカフェや売店などがあるスカイテラスや噴水、駐車場があり、「南エントランス」のそばには車に乗ったままで飛行機の離着陸を眺めることができる「丘の上駐車場」があります。
その他の施設として、「北エントランス」のすぐ隣にある「大空の丘」。12段の芝生と石の大階段「だんだんテラス」があり、階段を登り切った上は7mもの高さで大空へ向かって飛び立つ飛行機を見るのに最高のビューポイントになります。
又、その隣には「冒険の丘」があり、ローラー滑り台や巨大立体迷路(キューブアドベンチャー)、普通の公園にあるようなジャングルジムや砂場もあるので、飛行機の見学以外でも子供さんには楽しめる空間になっています。
「冒険の丘」の隣には「つつじの丘」があり、広さ約2,500㎡の斜面にヒラドツツジ・キリシマツツジ・ドウダンツツジ・サツキ、の4種類のツツジが春頃には美しく咲き誇ります。伊丹市民の花である「ツツジ」が斜面一面に広がっている光景は壮大で見応えがあります。
「中央エントランス」の隣には「星空の丘」があり、この丘の斜面には「スターライトパス」(星空の小道)と名付けられた道が通っています。日中は普通の道なのですが夜になると道一面に埋め込まれたLEDライトが灯り、幻想的な光景を創り出します。その中には星座が8つ(こぐま座、こと座、わし座、いて座、はくちょう座、いるか座、かんむり座、さそり座)隠されているようですので、探してみるのも楽しいですね。
次は「休息の丘」です。ここには縦5.4m・横20.1mもの大きさの「ITAMIサイン」があり、その大きさから飛行機からも確認することができます。
休日にはレジャーシートを広げてお弁当を楽しむ家族連れの姿がよく見られるこの公園は間違いなく伊丹市のおススメスポットの一つで、伊丹市外からもリピーターが数多く来ます。
ちなみに駐車場は、北・中央・南、の3カ所合わせて341台分ありかなりの収容台数がありますが、休日には前述の通り市外や県外からも多くの人が訪れるために混むことも多く、駐車場入庫待ちの車も発生する程です。
こちらも一度訪れてみてはいかがでしょうか。
住所:兵庫県伊丹市森本7丁目1-1
連絡先:072-772-3447
開園時間:7:00~21:00(4月~10月の土日・祝日)
9:00~21:00(4月~10月の平日・11月~3月)
休園日:年中無休
入園料:無料
駐車場有
・駐車料金:20分で100円(最大料金は無し)
・駐車台数:341台(入庫は20:30まで)
世界のバラが咲き誇る荒牧バラ公園
世界的に有名なバラの品種は伊丹で生まれました!
伊丹市がバラで世界的に有名だと知っている人は少ないのではないでしょうか。
「天津乙女」や「マダム・ヴィオレ」などの世界的に有名で人気のある美しいバラの品種を伊丹市で生み出されています。
そんな「天津乙女」や「マダム・ヴィオレ」を含む世界中のバラ約250種1万本が栽培されているバラの楽園がここ「荒牧バラ公園」です。
他の色んな公園にあるバラ園も美しいですが、この「荒牧バラ公園」はそもそもの目的が他の公園とは異なっています。他の公園におけるバラ園は公園の彩りの一つですが、「荒牧バラ公園」はまさにその名前の通りバラのための公園で、バラの展示を第一目的とした公園なので造成もその目的に沿って行われています。
10mもの高低差を設けて壮大な景観を産み出し、芝生広場を囲むように栽培された通路は立体迷路のようになっています。
白を基調とする南欧風にデザインされた園内は美しいバラにマッチして非常に美しい空間を生み出しています。
公園内は、大きく分けて5つのエリアに分かれていてそれぞれ色々なバラに触れることができます。
正面ゲートから入園して最初に目に飛び込んでくるのが「花と流れのアプローチ」です。スペイン風の円柱と流れる水が特徴です。ここで咲き誇る色とりどりのバラが出迎えてくれる光景は圧巻です。ここからまっすぐ「平和モニュメント広場まで伸びる様は間違いなくインスタ映えします。一度確かめてみて下さい。
「花と流れのアプローチ」の奥にあるのが、「平和モニュメント広場」です。
奈良県出身の著名な芸術家である井上武吉氏作の3本の柱が目を引きます。この3本の柱はそれぞれ「自由・平等・人類愛」を表したもので
地下ホールまで深く根をおろしています。その地下ホールは瞑想空間というべき静かな空間で、深く根を下ろした3本の柱と共に神秘的な雰囲気をかもしだしています。
地上では、3本の柱を中心に渦巻き状にバラが咲き誇る非常に美しい空間です。市民の寄付によって完成したこの広場は「荒牧バラ公園」のシンボルにもなっています。
次ののエリアは「ハッセルトのバラコーナー」で、伊丹市のこ国際姉妹都市であるベルギーのハッセルト市をイメージしており、ハッセルト市の世界的に有名な観光名所でもある小便小僧のレプリカも置かれています。
又、ベルギーによって生み出された「アンネ・フランクの思い出」や「パスカリ」等が咲き誇る空間です。
次は「ふるさとのバラコーナー」で、先ほども触れました伊丹生まれの「天津乙女」や「マダムヴィオレ」をはじめ、「聖火」、「金閣」、「たそがれ」など日本生まれのバラが見ることができます。20種ほどあるそれらのバラを見て日本生まれのバラも意外に多いと思うのか少ないと思うのか、実際に行って見てみて下さい。
「バラの原種コーナー」は現代のバラの祖先ともいうべきバラの原種たちが集まっています。「イザヨイバラ」や「サンショウバラ」等を見ることができます。他のバラとどう違うのかを探してみるのも楽しみの一つですね。
ここからは公園に隣接しているエリアで、「モデル庭園」は地元の造園業者の協力で作られたモデル庭園が見られます。ここでも色とりどりバラを楽しむことができる空間です。
「モデル庭園」の隣が「みどりのプラザ」です。中には実習室や休憩コーナー、バラ公園に関する展示や書物も揃えた図書コーナーもあります。実習室は一度に30名以上が収容できる広さで、休憩室もかなり広いので公園を回って疲れた後にはここで休憩もいいかと思います。
その他には芝生広場やレストハウスもあり、広大な17,000㎡ものの園内には本当に多くのバラが咲き誇っており、バラが好きな人も特にバラが好きでない人も一度行ってみてはいかがでしょうか。バラの魅力にハマってしまうかも知れませんね。
住所:兵庫県伊丹市荒牧6丁目5-50
連絡先:072-772-7696(みどりのプラザ)
開園時間:9:00~17:00(5月15日~6月30日は18:00まで)
休園日:毎週火曜日(5月1日~6月30日と10月~11月は無休)、年末年始
入園料:無料
駐車場有
・駐車料金:1回500円
・駐車台数:約230台
※行かれる際には、事前に「みどりのプラザ」にバラの見ごろ時期について聞いておいた方がいいですね。
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まとめ
今回は、伊丹市のおススメスポットについてご紹介をしました。各市で課題となっている防災について伊丹市でも本格的に取り組んでいるのがわかる内容だったと思います。こんな伊丹市に住みたいと思う人もいたかもしれません。
このブログを通じて実際に伊丹市に住みたくなるようなポイントをたくさんお伝えしていこうと思いますので期待しておいて下さい。
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