東灘区で不動産探しのアドバイス
【神戸市東灘区の特徴】
神戸市東灘区は神戸市の東端に位置しており、東側には芦屋市、西側には灘区、北側は北区と接しています。南側には大阪湾が広がり、海上には人工島である六甲アイランドがあります。約151万人※いる神戸市の全人口中、東灘区の人口は約21万人※で神戸市内に全部で9つある区の中で3番目に多い人口数になっています。
平成7年1月に起こった阪神・淡路大震災では約4800人という神戸市内でも最も多くの死傷者を出しましたが、その後六甲アイランドで新築マンションが増加したこともあって、現在では震災前よりも人口を上回っています。
(※令和3年1月1日現在 神戸市ホームページより)
神戸市の中心地である三宮まで阪急電車岡本駅から特急で約7分、大阪梅田まで同じく特急利用で約20分でアクセスできる便利な立地で、北に六甲山、南に大阪湾といった自然に囲まれた住環境が人気を集めています。
東灘区は文教地区にも指定されており、区内には甲南大学、甲南女子大学、神戸大学海事科学部、神戸薬科大学など数多くの大学があります。又、中高一貫教育で有名大学への進学率が非常に高いことが全国的に有名な灘中学校・灘高校も東灘区にあり、教育環境の良さから東灘区で居住を希望する人が数多くいます。
海上の六甲アイランドには前述したように新築マンションが建ち並び、東灘区の人口増加に一役買っています。島内にはマンション以外に、神戸国際大学や高等学校、小中学校、インターナショナルスクール等の教育機関や店舗、法人の事務所があり、海外法人の本社もあることから外国人の姿も良く見かけます。
又、東灘区は清酒の名産地としても有名で、西宮市や灘区と共に灘五郷として日本の清酒生産量の約3割を占める程です。「剣菱」や「菊正宗」、「白鶴」など日本を代表するブランドの産地です。
東灘区の中でも住宅地として特に人気が高いのが、岡本エリアと御影エリアで特に阪急岡本駅や阪急御影駅付近では物件が出にくくたまに高額な物件が売り出されたりします。
【神戸市東灘区の交通事情について】
東灘区は阪神間の各都市同様に3沿線の鉄道が東西に走っており、3沿線とも距離がそれほど離れていないのでどの鉄道も利用できます。北から阪急電車神戸線、JR西日本東海道本線、阪神電鉄本線、の順に通っています。人気が高い駅は阪急「岡本」駅と阪急「御影」駅で、毎年スーモで発表される「住みたい街(駅)ランキング」でも常連となっている人気駅です。「岡本」駅周辺にはおしゃれなカフェや雑貨屋が多数集まっており、近くにある「甲南大学」の学生が良く利用しています。
「御影」駅の周辺には、財界人や文化人などの邸宅が建ち並ぶ高級住宅街であり、著名な財界人の美術コレクションを公開している「世良美術館」や「白鶴美術館」、などの文化施設があります。
神戸三宮方面、大阪梅田方面へはどれの沿線も特急を利用すれば、すぐにアクセスが出来、三宮へは10分弱、大阪へは20~30分程で到着するので非常に便利です。
電車以外では車での移動がメインになりますが、車での移動も非常にスムーズです。
東西を結ぶ道路は一般道では、国道2号線、国道43号線、山手幹線、等が有名な路線になります。道路沿いには飲食店を中心に店舗も多く、道が混むことも多いですが、基本的には走りやすく迷いにくい道ですので、利用者は増える一方です。
有料道路である高速道路については、阪神高速3号神戸線と阪神高速5号湾岸線の2つの高速道路があります。
大阪市内の中心部分に移動するには3号神戸線、大阪市を含む大阪府南部、関西国際空港へのアクセスは5号湾岸線が便利です。
市内の移動にはほぼ区内の全域をカバーしている神戸市バスか、阪神バスが便利です。気軽な移動の足として区民に愛されています。
又、六甲アイランドへの移動は六甲ライナーが使われています。六甲ライナーはポートアイランドにも利用されている「自動案内軌条旅客輸送システム」と言われるコンピューター制御化された無人モノレールであり、住吉駅からマリンパークまでをつなぐ六甲アイランドで暮らす人たちの移動手段として定着しています。