西宮市の医療費助成制度について説明します!

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西宮市 医療費助成制度




西宮市には様々な医療費助成制度があるの知っていますか?



生きていく上で絶対に絶対に切っても切れないのが、ケガと病気です。簡単なケガなら薬を塗っておけばすぐに治りますが、入院を伴うような病気はそういう訳にいきません。


テレビでもたくさんCMが流れていますが、入院すればその間は働けませんし、収入が止まるうえに入院費用もかかってきます。体の心配だけでなくお金の心配もしなければなりません。


結婚をして、家庭をもてば自分のことだけはなくなってきます。配偶者の体のことも気にしなければなりません。そして、何と言っても子供ができれば子供の健康が一番気になってきます。万一自分の子供が重い病気にかかったら・・・と思うとお子さんがいらっしゃる方にはこの心配する気持ちがどんなものかお分かりかと思います。


話が長くなりましたが、必ず必要な医療費について各市が助成制度を設けているのは本当に助かります。


今回はそんな中でも西宮市で実施されている「福祉医療費助成制度」の種類と内容についてお話します。西宮市で不動産や新築戸建の購入を考えている方にはまさに必見です。西宮市に住むからには西宮市のことをより詳しく知っておきましょう!



福祉医療費助成制度の種類について



西宮市の「福祉医療費助成制度」の種類と内容について触れる前に、助成の対象とならないものがありますので、先にそちらについて触れておきます。


・健康診断や予防接種、診断書作成費用など、健康保険が適用されないものは対象外です。

令和3年6月以前利用分の訪問看護ステーションによる訪問看護、入院時の部屋代や食事代なども対象外になります。


この医療費助成制度は、健康保険の自己負担分(3割~1割)の全部もしくは一部を負担するという制度で、この制度を受けられる人は医療費が0円になるか、もしくは実際に支払うべき医療費もかなり安価で済むという制度です。


昔のドラマなんか見ていても、家族の誰かが寝たきりになってしまってその結果、家族がバラバラになってしまうという悲劇的なシーンも出て来ましたが、こういった助成制度があればそんな家族も救われたかもしれません。もし、対象となったご家庭があればどんどん制度を利用してください。そして、西宮市で居住を考えて新築戸建やマンションなどの不動産購入を検討されている方は万が一の時に利用できるこういった制度についても勉強しておいてください。



1. 乳幼児等・こども医療費助成制度



西宮市内で不動産や新築戸建を購入しようと考えていらっしゃる方の中には小さなお子さんやそれこそ乳幼児というべき赤ちゃんがいらっしゃるご家庭も多いかと思います。実際に他エリアから西宮市に移動してきたいと希望されている方の理由の1つに子どもの教育環境の良さを挙げていらっしゃる方も多いです。


西宮市は文教都市宣言をして、教育に力を入れた結果関西でも有数の教育環境を有する市区町村の一つとして人気が上がってそれに伴って人口も増加しています。


兵庫県内で人口が多い順番は1番が神戸市、2番が姫路市、3番目が西宮市で48万人以上になります。現在も増加傾向は続いており、西宮市内での不動産購入を希望する人が後を絶ちません。


そんな西宮市で受けられる医療費助成制度の一つに「乳幼児等・こども医療費助成制度」があります。この助成制度の対象となるのが、下記のすべてに当てはまる方となります。

 

 ① 0歳から18歳に達する日以後の最初の3月31日(高校3年生)までの方

   (高校等に通っていない方でも対象)

 ② 西宮市に住民票登録がある方

 ③ 健康保険の加入者の方

 ④ 生活保護を受給していない方



西宮市内に住民票のある健康保険加入の生まれたての赤ちゃんから高校3年生までが、病気やケガで病院にかかったりして医療費が発生すれば医療費助成制度が使えます。


お子さんを育てたことのある方やそうでなくても、聞いたことがあると思いますが、小さな子どもはとにかくすぐに発熱します。夜中に発熱してぜいぜいとうなされている姿を見れば胸が締め付けられそうになります。そんな子どもを抱えて救急病院に行ったことのある方も多いかと思います。


そんな小さなお子さんの医療費について一般の所得基準額※の場合、中学3年まで自己負担無しというのが医療費助成制度の内容になります。しかも、外来・入院どちらであっても自己負担無しとなっています。

※一般の所得基準額:扶養義務者(父母等)全員の市町村民税所得割額の合計が23万5千円未満


他のエリアを見てみても、色々条件はありますが、例えばお隣の尼崎市は所得制限が一般の方でも1日に800円を上限額として月に2回までの自己負担額が必要となります。月に2回までということは3回目からは自己負担額はなし、ということになります。わずかながらでも自己負担額は発生していますが、西宮市に関しては先ほども触れたように、自己負担額は一切ありません。


収入の条件が変わらない限り、15歳まで自己負担額は発生しないのです。これってすごいことだと思います。西宮市の助成制度が他のエリアに比べて負担額が無いのは西宮市で不動産や新築戸建を購入しようと考えていらっしゃる方にとってもいい情報だと思います。


<受給者証が使用できない場合は?>

ここでもう一つ、この助成制度を利用しようとする方は受給資格があることを証する受給者証を病院等医療機関の受付窓口に健康保険証とともに提示しなければならないことも忘れずにいてください。


但し、もし受給者証を忘れてしまったとしても、一旦本来の自己負担額を支払わなければなりませんが、支給申請をすることによって、あとで負担額が還ってきます。これが受給者証が使用できなくても、後ほどお金が還ってくる場合になります。色んな場合がありますが、内容は以下の通りです。


 ① 兵庫県外の医療機関で診療を受ける場合

 ② 他府県の国民健康保険・国民健康保険組合に加入している場合

   (令和元年6月30日以前診療分のみ

 ③ 自立支援医療・指定難病等、ほかの公費負担の医療制度の受給者で、

   当該制度の対象の傷病などにかかる受診の場合

 ④ 兵庫県内の医療機関で受給者証の提示を忘れた場合

 ⑤ 療養費(治療用装具、はり・きゅう、あんま・マッサージなど)の場合

   ※はり・きゅう、あん摩・マッサージの施術については、

    西宮市に福祉医療取扱施術所として登録のある兵庫県内の施術所に限り、

    保険適用になる施術は受給者証が使用可



上記の場合は、一旦自己負担額を支払った後に、助成金の支給申請が必要となります。支給申請には必要書類などが幾つかあります。特に医療機関に発行してもらわないといけないものもありますので、忘れないようにお願いします。

必要なもの一式は以下のとおりとなります。


 ① 領収書

   (受診者氏名、健康保険診療分の金額、医療点数、負担割合、

    診療年月日、入院・通院の別、医療機関名と押印のあるもの)

 ② 手続きをする方の本人確認書類

   (受給者本人の場合は医療費受給者証、健康保険証のみ、

    受給者本人以外の場合は他にも必要となる書類がある)

 ③ 健康保険証(お子さんの氏名が記入されているもの)

 ④ 受給者証

 ⑤ 銀行の預金通帳等、口座内容のわかるもの

 ⑥ 療養費支給証明書又は、支給決定通知書

   (他の制度から高額療養費や付加給付金が支給される場合などに必要)

 ⑦ 医師の意見書などのコピー(治療用装具を作った場合に必要)

 ⑧ 医療費のお知らせ [健康保険組合からの通知書]

   (鍼灸院や接骨院、あんまやマッサージの施術を受けた場合において必要)

   (西宮市国保に加入している人は除く)


こうして見てみると、もちろんケースによっても異なりますが、結構な多種な書類が必要となってきます。受給申請される前には漏れがないか、確認してから手続きをしてもらえたらと思います。


又、この「乳幼児等・こども医療費助成制度」の申請手続きのみ、他の制度と違って申請手続きを郵便で行うこともできます。西宮市内でお子さんが生まれて、出生届を提出される際に、役所の方から医療費助成制度の案内文書や申請書、提出用封筒、返信用封筒などを渡しているそうです。もちろん、各支所やサービスセンターにも用意しているとことですので、便利な郵送手続きを利用しましょう。


ケガは気を付ければある程度は予防することができますが、病気については風邪のうがいや手洗いのように予防方法が一般的に周知されているものを除いて予防する手段がありません。病気の進行も目に見えないものも多く、気づいたときにはかなり病気が進行している、といったことも良く聞きます。こうした病気については予防は難しいかもしれませんが、いざかかった時の費用負担を抑えることはこの制度を利用することによって行うことができます。お子さんの大切な体を守るためにもこの制度を活用していきましょう。

 

先ほども触れましたように、西宮市は0歳児から15歳まで収入額による条件はありますが、医療費については基本的に負担額0円となっています。本来かかるべきだった費用を、例えばお子さんの塾の費用に、全額は無理でも一部だけでも使うことができます。


西宮市で新築戸建やマンション等の不動産を購入しようと考えていらっしゃる方の中には、上記0歳~15歳までのお子さんをお持ちの方は多数いらっしゃると思います。そんな方に利用してもらえる制度ですので、どしどし活用していきましょう。 


※ちなみに、「乳幼児等医療費助成制度」を利用できるのは小学校3年生までで、小学校4年生より「こども医療費助成制度」に変わります。有資格者につきましては、基本的に自動で切り替わりますので、あらためて別途手続きをする必要がありません。



2. 母子家庭等医療費助成制度



母子家庭等医療費助成制度は、母子家庭等医療費受給者証の交付を受けた方の健康保険が適用される医療費について西宮市が自己負担の一部を助成して、受給者の費用負担の軽減を図る制度になります。


現代日本の離婚率は約35%、3組に1組は離婚するという昨今母子家庭や父子家庭は特に珍しくありません。この助成制度はそうした中で経済的に苦しい家庭を助成する制度です。この制度の対象となるのは、下記に当てはまる方になります。


 ① 母(父)子家庭で、18歳に達する日以後最初の3月31日までの児童と、これを養育する母(父)、もしくは遺児で18歳に達する日以後最初の3月31日までの方。

 ※但し、児童が高校に在学中の場合20歳に達するまで。

 ② 西宮市に住民票の登録がある方。

 ③ 健康保険の加入者の方。

 ④ 本人及び扶養義務者全員の令和2年度市町村民税所得額の合計が23万5千円未満の方。※

  ※ 住宅借入金等の特別税額控除やふるさと納税等の寄付金税額控除を控除する前の税額になります。

 ⑤ 生活保護を受給していない方



収入による条件はありますが、基本的に母子や父子家庭であれば18歳、もしくは20歳まで制度の対象となり得るので、かなりの数の人たちがこの制度によって助けられるのはかなり嬉しいですね。


又、この制度を利用するには、必要書類等を用意して申請手続きを行わないといけません。この制度を利用できる、対象となる人たちは上記に記しましたが、この後の申請手続きに必要なものは下記の通りになります。


 ① 健康保険証(母もしくは父と児童の全員分)

 ② 印鑑(認印でOKです)

 ③ 課税証明書(収入額、総所得、扶養人数、各種控除、課税標準額、年税額、所得割額等が記載されているものになります。)※

  ※ 西宮市で所得申告されている方について課税証明書は必要ありません。

 ④ 母又は父の戸籍謄本(発行の日から1ヶ月以内)

 ⑤ 子どもの戸籍謄本(発行の日から1ヶ月以内)※

  ※ 母又は父と別戸籍の場合に必要となります。



申請しようとしている方は、上記の書類を集めた上で、申請の受付場所にて申請手続きを行います。基本的には西宮市役所まで出向かないといけないのですが、各支所やサービスセンター、阪急西宮北口駅前のアクタ西宮の中にあるアクタ西宮ステーションでも申請の受付を行っています。市役所のそばにお住まいの方は市役所に行っていただければいいかと思いますが、市役所が遠方の方はお住まいのそばの各支所やサービスセンターなどを利用してください。


では、実際にこの助成制度を利用した場合、どれくらいの金額になるのか、助成内容については下記のとおりとなります。


一部負担金、限度額等について


 ・外来の場合:1日800円が上限。(月2回まで。同一医療機関や同一薬局については3回目以降負担は不要です。)※

  ※ 低所得認定を受けた場合は1日400円が上限(月2回まで)


 ・入院の場合:1割負担で月額3200円が上限。※

  ※ 低所得認定を受けた場合は月額1600円が上限

  

病気はいつなるか分かりません。特に母(父)子家庭において、保護者が一人しかいない状況でお子さんが病気になってしまったら面倒を見る人がいなくて本当に心配だと思います。経済的な不安も付きまといます。そういった不安を少しでも払拭してくれる西宮市のこうした医療費助成制度を積極的に利用していきましょう。



3. 障害者・高齢障害者医療費助成制度



身体が不自由な方や高齢者で身体に障害を持っている方が病気になったり、医療機関を利用しないといけない状況は色々と出てくると思いますが、そういったときにその医療費について助成する制度が「障害者・高齢障害者医療費助成制度」です。


今までの助成制度と同じくこちらの制度にも助成を受けられる方についての要件があります。下記のいずれかに該当することが要件になります。


 ・身体障害者手帳1級から4級を持っている方


 ・療養手帳A、B1を持っている方または療養手帳B2を持っている方のうち、 

  IQ・DQ60以下かIQ・DQ61以上で自閉症の方


 又、助成の内容については以下の通りです。


 ・外来の場合:1日600円が上限。(月2回まで。同一医療機関や同一薬局については3回目以降負担は不要です。)※

  ※ 低所得認定を受けた場合は1日400円が上限(月2回まで)



 ・入院の場合:1割負担で月額2400円が上限。(3か月連続まで支払った場合は4か月目以降の支払いは発生しません。)※

  ※ 低所得認定を受けた場合は月額1600円が上限


では、実際に申請手続きをするのに必要なものについてご案内します。


 ① 助成を受けようとする方の健康保険証

 ② 印鑑(認印でも可)

 ③ 身体障害者手帳、療育手帳(兵庫県発行のもの)、精神障害者保険福祉手帳

 ※ 療育手帳B2でIQ・DQ60以下の場合

 ④ 判定意見書、もしくは同意書

 ※ 療育手帳B2でIQ・DQ61以上かつ自閉症の場合

 ④ 自閉症の診断書

 ※ 健康保険証が後期高齢者医療制度の方

 ⑤ 預金通帳等の金融機関口座が分かるもの

 ※ 転入等、所得の申告が西宮市にない場合

 ⑥ 助成を受けようとする方、配偶者、扶養義務者全員の課税(所得)証明書


以上の書類が必要となります。※印の部分は該当する方のみ必要な書類になります。確認の上該当する方は準備を宜しくお願い致します。


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まとめ



今回は、西宮市の医療費助成制度についてご紹介をしました。西宮市で不動産や新築戸建の購入を考えている人にとって、色々と気になる情報だったのではないでしょうか。


これからもこのブログを通じて西宮市の情報をたくさんお伝えしていこうと思いますので期待ておいて下さい。 


アクロスコーポレイションは兵庫県西宮市の不動産情報を多数ご紹介しております。

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