宝塚市について
阪神間でも人気の高い都市として必ず名前が出てくるのが、今回ご紹介する宝塚市と西宮市です。それぞれ特色がある都市でありどちらも全国的に知られている街のシンボルがあります。宝塚市はその名前の通り「タカラヅカ」の愛称でおなじみの女性だけのミュージカルである宝塚歌劇団が有名で根強いファンが大勢います。ちなみに西宮市には野球の聖地「甲子園球場」があり、春と夏に繰り広げられる高校野球やこの球場を本拠地として活躍する阪神タイガースはトップクラスの人気を誇る球団です。どちらも長い歴史があり完全にシンボルが街に根付いています。
これだけ人気の高い宝塚市で不動産や新築戸建の購入を検討している人は多いかと思います。実際に宝塚市で不動産を購入しようとしている人はやはり生活環境の良さであったり、子どもの教育環境の良さを挙げている人が多いのも事実です。
駅に近い場所、利便性を求める方は駅前のマンションを購入、利便性も重要だが、子どもの教育上、生活環境を重視するといった方は一戸建てを購入、する傾向があります。一戸建ての中でも当然新築戸建の人気は高く、毎年相当数の住戸が購入されています。都市の人気の高さはその街で住みたいという人の数の多さを表し、イコールその都市の不動産の人気の高さでもあります。
そういった人気の高い都市である宝塚市の医療費や医療制度、及び医療費助成制度について今回は説明していきます。
宝塚市の医療について
宝塚市の医療制度の実態を知るためには、データで見てみるのが一番分かりやすいですが、数字から見えてくるものがあります。
例えば、厚生労働省発表の2019年「医療施設調書」によると全国815市区の中で、宝塚市の一般病院総数は7ヶ所で全国上位26%に入っていますが、医師数は372人で全国上位20%に入っています。つまり、病院の数に比べて医師の数の方が多いと言えます。
ちなみにここで言う病院とは厚生労働省が定めた定義でいうと「医師又は歯科医師が、医業又は歯科医業を行う場所であって、20人以上の患者を入院させるための施設を有するものである」とされています。その病院の中で精神病院と結核診療所を除く施設です。市内でたった7ヶ所って少ないように思うかもしれませんが、それ以外の施設は「診療所」になります。「病院」と「診療所」の違いは、入院させることのできる患者数が20人以上のものが病院で19人までのものが診療所です。
実際、20人以上の患者を入院させようと思ったら少なくともベッド数が20床以上は必要であり、スペースも器具類も必要となってきます。つまりここで言う病院とはいわゆる規模的に言えば総合病院のことであり、私たちが風邪をひいたときに診察を受けにいくのは病院ではなく診療所になります。日常の会話の中では全部一括りにして病院と呼べばいいかと思いますが、国が決めた医療施設の区分で言うと上記のようになります。
そして、一番注目する点は平均寿命です。特に男性については82.3歳で全国815市区の中で何と9位(全国上位1%)に位置します。女性は少し順位が下がって全国815市区の中で40位になります。40位でも十分高い順位なのですが、何といっても一桁順位である9位の男性の平均寿命はすごいと思います。
宝塚市の医療制度を見ていく前に宝塚市の医療施設の大まかな状況に触れましたが、やはり人気が高い市区にはそれ相応の施設があります。暮らしやすさ、生活のしやすさは、日々の買い物ができるスーパーマーケット等の買い物施設の豊富さが欠かせませんが、それと同時に病気になったときに対応してくれる病院などの医療施設の充実も欠かせませんし、教育施設も当然欠かせません。単純に大都市圏への交通アクセスの良さのような利便性も、その都市の人気を決める重要な要素であることは間違いありませんが、やはり、重要なのは「暮らしやすさ」ではないでしょうか?暮らしやすさの中に含まれる病院等、の医療制度もそういった理由から市区の人気を決める要素の中では重要です。
次では下記から具体的な医療制度や医療費、その助成制度について触れていきます。
宝塚市の医療費や助成制度について
宝塚市で医療費の助成制度については、市役所の「医療助成課」という課が対策にあたっています。宝塚市役所のホームページを見るとその「医療助成課」のページがあり、Q&A 形式で多くの疑問に応えるようなページになっています。
例えば、「入院時の食事代の減額を受けるにはどのようにすればよいですか。」といった質問や、「子どもが学校(幼稚園・保育所含む)でけがをしました。医療費需給者証を使えますか」といった質問が40個以上も並んでいます。どれも医療費助成制度を利用して受け取ることのできるお金についての大事な質問です。
自分の今の状況に当てはめてどのような助成金制度を利用できるのか確かめてみてはいかがでしょうか?
少し話が逸れますが、普段から医療費やその助成制度の正しい利用について役所も忙しいかと思いますが、現在はコロナ禍の影響もあって医療現場の特に患者さんと直接接する最前線については、非常に厳しい状況にあります。近畿では患者数飛び抜けて多い大阪府に次いで兵庫県は非常に多いです。
まだ医療現場崩壊まで至っていませんが、大阪に次いで感染者の多い兵庫県だけにこれからの感染者数の推移によってはより厳しい状況になってくることは間違いありません。何とか医療体制の維持がしていけるように私たちも普段からマスクの着用、消毒の徹底のような感染症対策を行っていく必要があります。一人一人の取り組みが大きな結果に繋がってきます。皆で力を合わせて頑張りましょう。
医療費助成制度の種類
福祉医療費の助成制度
医療費については高額療養費について一定の助成制度があります。助成金の金額については年齢や年収によっても異なりますが、目的は家計に対する医療費の自己負担が過重なものにならないように医療機関の窓口で医療費の自己負担を支払った後に、月ごとの自己負担限度額を超える部分については事後的に保険者から償還払いされる制度のことを言います。
一般家庭にも馴染みが深いのが福祉医療費助成制度になると思います。家庭の状況に鑑みて様々な助成制度があります。主なものは以下の通りです。
① 乳幼児等医療費助成・こども医療費助成:
② 母子家庭等医療費助成:
③ 障害者(児)医療費助成・高齢障害者医療費助成:
④ 高齢期移行医療費助成:
以上4つになります。その中でも①の乳幼児等医療費助成制度やこども医療費助成制度については利用されている方も多くてかなりポピュラーなものかと思います。
残りの②~④も非常に重要な医療費助成制度であり、各家庭の事情に応じて適用されます。
①の乳幼児等医療費、こども医療費の助成については、お子さんのいらっしゃるご家庭ならほとんどの家庭が助成を受けているので、かなり馴染みのある助成制度だと思います。特にここに該当する子育て世帯は年齢的に不動産や新築戸建の購入を実際に考えていらっしゃる方が多いので家計的にはかなり助かるのではないかと思います。
内容としては、子どもの保健対策を充実し、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、子どもが病気やけがなどにより健康保険を使って医療機関で受診した場合、保険診療の自己負担分(2割または3割)を助成するといったものです。
どのご家庭でも小さなお子さんはしょっちゅう発熱して病院に行くといったイメージがあります。突然夜中に発熱して高熱に苦しむ子どもを見て大急ぎで24時間診療の病院に駆け込んで、という経験をした方は少なくないと思います。そんなお子さんが病院にかかっても自己負担分を助成してもらえるので、実質タダで病院に行けるのと同じことです。子育て世帯で特にお子さんが小さなうちはまだ収入も多くなく家計も不安定な家庭が多いのも事実です。そんな家庭の味方となってくれる制度です。
②の母子家庭等医療費助成制度も、受給対象が近年数多くなってきているのが事実です。「母子家庭」と書いていますが、実際は「父子家庭」もありますし、両親共に亡くなった「遺児」の場合もあります。そういった色んな事情が家庭でも皆と平等に医療を受ける機会が与えられるように決められた制度です。
色んなケースがあると思いますが、宝塚市が取り組んでいる医療費助成制度について紹介させていただきました。
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まとめ
今回は、宝塚市の教育制度についてご紹介をしました。 宝塚市で不動産や新築戸建の購入を考えている人にとって、色々と気になる情報だったのではないでしょうか。
これからもこのブログを通じて宝塚市の情報をたくさんお伝えしていこうと思いますので期待しておいて下さい。
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