西宮市は広いです
今回は西宮市の中でもおススメのお出かけスポットをご紹介しようと思いますが、その前に西宮市はかなり広い市になります。西宮市民の方は御存知でしょうが、北側と南側ではまったく別エリア、同じ市内とは思えないくらい異なります。
今回はそうした広い西宮市の中でも幾つかのスポットをそのエリアごと紹介していこうと思っています。
西宮市は今や兵庫県下でも人口3番目の市区町村、人気でもトップクラスのエリアです。特に阪急神戸線の「西宮北口」駅周辺はかなり人気が高く、住まい情報でお馴染みの「スーモ」で毎年発表されている人気駅ランキングではも何年も連続で1位を獲得し続けています。そんな西宮市での新生活を希望する方たちは後を絶ちません。西宮市で不動産や新築戸建の購入を検討されている方たちはかなりの数に上ります。「西宮市不動産」「西宮市新築戸建」で日々ネット検索して物件を探されている方はかなり多いですが、そんな方たちにも参考していただきたい西宮市でのおススメのお出かけスポットの紹介ですのでチェックしてもらえたらと思います。
※ 現在は新型コロナウィルスの蔓延による緊急事態宣言もしくは蔓延防止策の実施中にあり、不要不急でない限り外出を控えるように要請がでていますので、こちらのスポットへのお出かけは解禁後に行かれるようにお願いします。
①西宮市の南部エリア
西宮市は南北にかなり広いと上記でふれましたが、実際はどうでしょうか?これから西宮市のお出かけおススメスポットを紹介していきますが、西宮市を大きく3つに分けてそれぞれのエリアについてご紹介していく形にしてきたいと思っています。
まず1つ目は一番南部エリアの中をご紹介していきます。具体的には一番南ですから、海の方から阪神電車を越えてJR東海道本線までのエリアになります。
このエリアには市役所もあり、大きな繁華街もあるのでかなりの人が集まってきています。又、需要が高いこともあってこのエリアでも「不動産」や「新築戸建」を希望されている方は数多くいますので、割と皆さんにも馴染みのある場所が幾つか出てくると思いますが、こちらもご紹介させてもらいます。
(1)浜エリア
まずはその1、浜エリアです。浜エリアは西宮浜や甲子園浜、今津浜、と幾つかに分かれており。特にこれからの季節にはおススメのエリアになります。
浜エリアの中でまず「西宮浜エリア」をご紹介します。「西宮市浜エリア」には昭和46年頃から工事が進められた大きな埋め立て地が広がり、その埋め立て地内にもおススメスポットはあります。ちなみにこの埋め立て地には平成7年1月に発生した「阪神淡路大震災」後に高齢者や障害者の方も含めて安全かつ快適に生活できるように街づくりが進められて、通称「西宮マリナパークシティ」と呼ばれる公団や民間住宅も数多く立ち並ぶ巨大な街が広がっています。学校や公園、店舗等も含めた街づくりでかなりの人口があります。
そんな中で一つ目のスポットは「新西宮ヨットハーバー」です。埋め立て地のちょうど一番南側に位置し、多くのヨットが並ぶ光景はまさに壮観です。船が好きな人はもちろんのこと、船が好きでなくてもかなりインパクトがあります。というのも、このヨットハーバーは西日本最大級の規模を誇り、かなりの数のヨットが停泊しています。もちろんヨットを持っていなくても見学はできるので、お子さんと一緒に出掛けてみてはいかがでしょうか?ヨットハーバー内のセンターハウスにはカフェやレストランもあるので停泊している船を見ながらの食事も楽しめます。
他にはボートやヨット体験を不定期で行っていますので、ホームページはチェックしておいてください。例えば、4名で3,000円のボート体験とか、家族みんなで楽しめる内容です。
又、海洋冒険家として有名な堀江謙一さんが23歳の時に小型ヨット単独無寄港太平洋横断に成功したときに乗っていた小型ヨット「マーメイド号」も展示されていますのでこちらも注目です。
次のスポットは「新西宮ヨットハーバー」より少し北側に位置する「西宮市貝類館」です。貝専門の博物館は日本でも数は多くありません。この「西宮市貝類館」は日本の貝類の研究の基礎を作ったと言われる「黒田徳米博士」が収集した貴重な貝の標本と医師で貝のコレクターでもあった「菊池典男氏」の貝コレクションを基にして展示されています。
日本だけでなく世界中の貴重な貝の標本を見ることができます。又、「カタツムリ」や「クリオネ」等の貝類も展示していますのでこちらを見てみるのも楽しみです。
利用料金は令和3年5月現在、一般(高校生以上):200円、小中学生:100円、幼児以下は0円、とかなりリーズナブルな価格になっていますので、フラッと立ち寄って貝の世界に浸るのもいいかもしれません。又、駐車場も3台分ですがありますので車でのアクセスも可能です。夏休みの自由研究の助けになるかもしれませんね。
次のスポットは、西宮浜より、東側に位置する「兵庫県立甲子園浜海浜公園」です。ここの特徴は何と言ってもそのコンセプトにあります。
「人と海とのふれあい」となっていますが、要は水遊びや潮干狩りができる砂浜があり、マリンスポーツや海辺の生き物や野鳥の観察にもうってつけです。又、許可申請をすればバーベキューを楽しむこともできるので特に夏場には色んな楽しみかたができると思います。
この公園はとにかく広いので、行く前に公園全体図を見てから行った方がいいかもしれません。公園内は、全部で4つの地区に分かれてれて、それぞれ「今津浜地区」(約20000㎡)、「浜地区」(約28600㎡)、「沖地区」(約50400㎡)、「ふるさと海岸地区」(約23200㎡)、それと「砂浜部分」(約77000㎡)にそれぞれ分かれています。高低差6mもある大きな滑り台や、無料多目的広場、バーベキューエリア、サーファーエリア、貴重な干潟や砂浜があるエリアに分かれています。エリアごとに楽しみ方がありますので、家族みんなで計画を立てて行くのがいいかと思います。
他にすぐ近くに、江戸時代に作られて現役で稼働している日本最古の灯台である「今津灯台」や幕末に作られた「西宮砲台跡」や、一日に数回跳ね上げる「御前浜橋」もあります。この浜エリア内にある見どころのあるスポットです。
もう少し東の方、鳴尾浜まで足を延ばせば次のおススメスポットである「鳴尾浜臨海公園」があります。こちらの公園の特徴は親子で海釣りを楽しめることです。
この公園は3つのエリアに分かれていて、それぞれ「芝生広場」・「フラワーガーデン」・「海づり広場」になります。「海づり広場」以外は無料で楽しめますが、「海づり広場」は施設利用料として、令和3年5月現在、大人(16歳以上)300円、子ども(6歳以上16歳未満)150円、見学100円、のそれぞれ料金がかかります。竿やサビキなどの道具もレンタル(有料)できますので、手ぶらで出かけて釣りを楽しむことができます。
季節によって釣れる魚は異なりますが、例えば5月ならアイナメ、チヌやスズキ、ボラなんかが狙えるようです。公園のホームページには時期によってこんな魚が釣れますという一覧がありますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
浜エリア最後のおススメスポットは2024年で閉鎖が決まっています「阪神鳴尾球場」です。関西の超人気球団である阪神タイガース2軍の本拠地球場&練習場であり、未来の大スターが見れるかも知れないということで熱心なファンで賑わっています。別名「タイガース・デン」日本語訳で「トラの穴」です。
メジャーでも活躍した「城島選手」の引退試合やミスタータイガース「掛布2軍監督」時代には多くのギャラリーが訪れましたが、収容人数も500人と少なく老朽化も進んでいたことから2025年からはお隣の尼崎市の「小田南公園」への移転が決まっています。こちらは「鳴尾浜球場」と違って阪神大物駅徒歩5分と電車でのアクセスも便利ですので、ますます多くのお客さんが訪れそうですね。
(2)甲子園周辺エリア
西宮市南部エリアで次におススメしたいのは、言わずと知れた甲子園エリアです。阪神甲子園駅の北側に広がる高級住宅街「番町街」や南側に広がるレジャー施設の数々は本当に一人でも家族でもカップルでも楽しめる空間になっています。
この甲子園エリアで最大のスポットは何と言っても「阪神甲子園球場」でしょう。関西屈指の超人気球団「阪神タイガース」の本拠地球場であり、春のセンバツと夏の大会でお馴染みの全国高校野球大会が開かれる、いわゆる「野球の聖地」でもあります。ライバル球団である「読売ジャイアンツ」との一戦でも多くのファンが訪れ、高校野球では地元から応援団が大勢やってきます。選手と観客が一体になれる空間としてこの「阪神甲子園球場」はぜひ一度行ってみてください。本当におススメスポットです。
次に甲子園球場の道路向かいにあります、「ららぽーと甲子園」も一度訪れる価値はあります。
動物園と遊園地が融合したレジャーランド「阪神パーク」の跡地に建設されたショッピングモールですが、関西でも屈指の規模を誇り連日訪れるお客さんで賑わっています。近所に住んでいる方にとっては毎日の生活を支える店舗なのでしょうが、普段行かない方から見ると買い物を楽しめるスポットの一つです。
メインテナントは「イトーヨーカドー」ですが、数多くの専門店やグルメショップなど、一日中ショッピングや食事を楽しめることができます。そして最も人気を集めるテナントとして「キッザニア甲子園」があります。
この「キッザニア」というのは、別名「子どもの国」と呼ばれ世界中で展開されている子ども向けの職業体験型テーマパークです。現在世界19カ国に24の施設があり、
日本ではここと東京の2ヶ所のみ。西日本ではここだけということもあって予約を入れなければ入れない子どもに大人気のテーマパークです。
ここで体験できる職業は当たり前ですが、現実の職業でありその職業を提供しているのも現実の企業になります。東京と甲子園とのキッザニアの違いと言われているのが、企業の種類です。どちらも地元の企業が数多く入っており、ここ甲子園では関西を中心に活動している地元企業の名前がたくさん見られます。
ただ、中身のコンセプトは同じで、職業を体験し、体験で得た報酬を施設内で使用することができるというのは共通です。実際の仕事のように報酬を得て、それを使えるのはこのテーマパークの醍醐味であり、子どもたちにも大好評です。やっぱり自分で働いて得た報酬は格別で、労働の楽しさを実感できるコンセプトが人気の秘密だと思います。
他にも甲子園エリアには大型商業施設やホテルなどの宿泊施設もあり、色んな楽しみ方ができるエリアです。近年では大阪のユニバーサルスタジオジャパンに遊びに行く人向けの宿泊施設して甲子園駅前のホテルが利用されたりもしているので、これからも色んな人に利用される人気エリアとしてますます広がっていくような気がします。
瓦林公園(バラ公園)は甲子園エリアでも阪神甲子園より、JR甲子園口の方に移動した所にあります。バラ公園と呼ばれているのは、数多くのバラが植えられていて四季を通じて楽しむことができると言われています。
中でも見ごろなのが、5月から10月頃にかけてと言われていて12種600株以上のバラが咲き誇るのを楽しむことができます。日本中にバラ園と呼ばれるところは多数ありますが、バラ園が人気なのはやはりその豪華さ、華やかさだと思います。他の花に比べて圧倒的にバラが溢れているのは華やかさやゴージャス感です。色とりどりのバラが咲き乱れる様は桜が咲き誇るのとは違った風情を感じることができるために日本人に人気が高いのではないかと思います。
いずれしても、こちらのバラ公園には他に大型遊具(ジャングルジム・滑り台・うんてい・のぼり棒が一体化したもの)や大きなグラウンドもあるので、小さな子どもから大人まで楽しめる公園として地元はもちろん、地元以外の人もわざわざ訪れることで知られています。単なる地元に愛される公園だけで終わらないのがこの公園のすごいところです。
(3)阪神西宮周辺エリア
西宮南部で最後のエリアがこの阪神西宮エリアです。このエリアも阪神西宮駅や阪神香櫨園駅の近くやもう少し南へ下って御前浜の辺りと南北にスポットが分かれるのですが、御前浜での見どころである「西宮砲台」も(1)浜エリアで触れていますので、ここでは駅周辺のスポットのみ紹介します。
このエリアで最大の目玉は何といっても「西宮神社」別名「えびす宮総本社」や「えべっさん」でしょう。
毎年1月9日10日11日の3日間で100万人を超える人たちが参拝に訪れる全国に広がるえびす宮の総本山です。
その3日間は阪神西宮駅から神社まで数多くの出店であふれ、境内も多くの出店がいるのでなかなか本殿までたどり着けません。それほどの人出です。
関西では毎年ニュースになるほど有名な硬貨などお金がペタペタと貼り付けられた巨大な「奉納まぐろ」や、1月2日の早朝に行われる表大門から本殿までの230mを走り参りする「福男選び」が話題になります。
特に「福男選び」についてはドキュメンタリー特集が組まれたり、組織ぐるみの大掛かりな不正行為が行われたりと何かと話題に事欠かない神事です。毎年3人が選ばれるので、誰にでもチャンスはあると思います。いつもテレビで見ているだけでなくて一度思い切って挑戦してみるものいいかもしれません。
次にこのエリアで有名なスポットと言えば、「西宮市大谷記念美術館」です。この美術館は阪神香櫨園駅が最寄の、閑静な住宅街の中にある美術館で昭和14年(1972年)に開館しました。西宮市に在住の実業家大谷竹次郎氏のコレクションと共に寄贈された自宅の跡に建築された美術館で、日本とフランスの近代絵画を中心に1000点もの作品を蒐集しています。本当に地元の美術館として50年近くも愛されており、特に毎年開催される「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」は楽しみにしているファンも多く、幅広い年代のファンから支持されています。
流れる滝と日本庭園は見ごたえがあり、作品だけでなく美しい庭園も楽しめる美術館として愛され続けています。こちらも普段行かない、もしくは行ったことがない美術館に足を運ぶチャンスかもしれません。歩いていける距離、もしくはすぐ近所にある美術館に一度行ってみてはいかがでしょうか?
②西宮市の中部エリア
(1)西宮北口周辺エリア
西宮北口エリアで有名なスポットと言えば、西宮市のみならず関西一円に知られている関西最大規模のショッピングモール「阪急西宮ガーデンズ」でしょう。元々、在阪プロ野球4球団の1つである「阪急ブレーブス」の本拠地球場「阪急西宮スタジアム」跡地につくられたショッピングモールですが、阪急西宮北口駅と直結の便利さと豊富なテナント数、買い物や食事だけでなくシネコンも入っているので、映画も楽しめる一大レジャー施設として人気を集めています。
但し、土日に自家用車で来場する場合は混雑によってスムーズに入場できないことを覚悟しないといけません。それほど混雑するのでできれば休日は車ではなく、電車での移動が最もスムーズにいくと思います。それほどの人気施設です。ここが西宮北口駅の乗降客数を押し上げて、現在の人気の高さの要因になっています。もし、仮にここが以前の阪急西宮スタジアムのままであれば西宮北口駅の人気も絶対にここまでならなかったと思います。
「兵庫県立芸術文化センター」もこのエリアにあるおススメのスポットの一つです。
大ホール(2000席)、中ホール(800席)、小ホール(417席)の3つのホールに分かれて、専属オーケストラ(兵庫芸術文化センター管弦楽団)がいる本格的な芸術ホールです。文教都市として名前を知られた西宮市の文化面を押し上げる文化の殿堂であり、数多くのコンサートや劇、落語などの演芸が開かれており、根強いファンによって西宮市の文化発信源の一つとしての存在感を益々高めているところです。HPで催し物の月間スケジュールを発表していますので、気になる催し物があればぜひともチェックしてみて、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?
シーズンには豪華なイルミネーションで夜も魅せてくれるのでこちらも楽しみですね。
「高木公園」もこのエリアにある公園です。この公園が普通の街にある公園と異なっているのは、地下に貯水槽を備えている防災公園という点です。
実際に行ってみても防災公園と通常の公園との差が実感できませんが、唯一貯水槽を備えた防災公園という片鱗をみせてくれるのは手押しポンプで水遊びができることぐらい水源は豊富です。夏場には取り合いになるくらいの人気で冬場でも水遊びをするくらいの人気施設です。
広場も街中の公園にしてはかなり広くすぐ隣の高木小学校の子どもで放課後は賑やかになっています。普通の公園と言えば普通の公園ですが、このエリアの公園の中ではかなり目立った存在ですのでピックアップしました。もし、近くまで行くことがあれば、手押しポンプ体験してみてはいかがでしょうか?新鮮な体験になると思います。
(2)夙川・苦楽園周辺エリア
西宮北口エリアより西に進んだところにあるのが、夙川周辺エリアになります。
阪急電車も夙川を起点に甲陽園に向かって支線が伸びています。西宮で特に人気の高い西宮七園の内、甲陽園と苦楽園があり、夙川も合わせた高級住宅街エリアになっています。もちろん人気も高いので、不動産物件自体が頻繁に出るわけではありません。特に苦楽園は西隣に関西屈指の高級住宅街である、六麓荘と隣接しているほどの環境です。このエリアでまずピックアップするのは、
「夙川河川敷緑地(夙川公園)」になります。夙川の河川敷がそのまま遊歩道となり、公園となった緑地帯です。春には1600本以上の満開の桜を見ることができ、「兵庫県さくら名所100選」にも選ばれた関西屈指の桜の名所です。
第二次世界大戦後の1949年(昭和24年)、当時の西宮市長の提唱で夙川河川敷に約1000本もの桜を植えたことが始まりです。その後、1951年(昭和26年)に戦後復興事業の一環として河川敷全体を公園とする都市計画が制定されて夙川公園が誕生しました。
桜以外でも松の木が1500本以上植えられており、お花見の季節以外でも風情ある表情を見せてくれます。
そのためか、上記の「兵庫県さくら名所100選」以外でも「日本の歴史公園100選」や「美しい日本の歴史的風土準100選」にも選ばれるなど、西宮市はおろか関西を代表する公園の一つになっています。南は香櫨園南部より、北は北山公園の手前、銀水橋までの約4kmにも及ぶこの公園は間違いなくこのエリアのおススメお出かけスポットの一つでしょう。ちなみに阪急夙川駅からほんの数分で着きますので、車での来園は控えて下さい。特にお花見シーズンには車が混雑しますのでよろしくお願いいたします。
次のスポットは、阪急夙川駅から西へ徒歩5分の「カトリック夙川教会」です。
夙川のランドマークというべき存在の教会で夙川公園と共に夙川を象徴する存在でもあります。1932年(昭和7年)に完成した大聖堂は阪神間モダニズムを代表するゴシック・リヴァイヴァル建築で、一度見たらその美しさに思わず見とれてしまうほどの建築物です。ちなみに、ゴシック・リヴァイヴァル建築とは何なのか調べましたが、18世紀から19世紀にかけて起こったゴシック建築の復興運動によって建てられた建築物のことで、代表的なものはイギリスのウエストミンスター宮殿で現在はイギリス国会議事堂として使用されている建物です。
世界遺産でもあるフランスのサント・シャペルをモデルにした美しい尖塔や、阪神・淡路大震災にも耐え抜いた堅牢な造りも見応えがあります。
この教会で結婚式を挙げたいと希望される方も多いようですが、カトリック信者でなくとも、①初婚であり、②キリスト教の結婚式の意義を理解し、③夙川教会で開かれる結婚講座に出席すれば挙式をあげることができます。結婚を予定されているお二人で検討されてみてはいかがでしょうか?
次のスポットは夙川より北東に位置する「西宮中央運動公園」です。国道171号線沿いに位置するこの公園内にはまさにその名の通り運動するためのものがそろっています。普通にどこの公園にでもあるような普通の遊具もあるのですが、何といってもこの公園には「中央体育館」、「格闘場」、「剣道場」、「柔道場」、野球やサッカー、ラグビー等にも利用できる「多目的グラウンド」、「テニスコート」5面、「陸上競技場」(陸上競技以外のサッカー等でも使用可能)まであります。
「中央体育館」は地域企業の社内運動会等の催し物を始め、プロバスケットボールチームの「西宮ストークス」のホームタウンでもあります。
プロバスケットボールのチームはジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグに所属し、シーズンを戦います。関西で4チームあるうちの1チームである「西宮ストークス」のチーム名は兵庫県の県鳥であるコウノトリの英語名で、日々熱戦を繰り広げていますが、2024年-2025年シーズンには神戸へ本拠地を移すと発表がありました。西宮市での応援はあとわずかですが、みんなで応援しましょう。
次は「ニテコ池」です。ニテコ池は西宮市の貯水池で、苦楽園口駅から東へ8~9分のところにあります。桜並木が美しい池なのですが、この池が有名なスポットなのは、あの有名なジブリ映画の「火垂るの墓」の舞台になったことで一躍有名になりました。原作者の野坂昭如氏の実体験で書かれたこの作品は有名な直木賞を受賞しており、後に高畑勲氏によって映画化され不朽の名作として知られるようになりました。
現地には、「火垂るの墓」記念碑もあり、蛍と遊ぶ二人の兄妹の姿を偲ぶこともできます。
ちなみにニテコ池のニテコとは、ここから南に位置する「西宮戎神社」の大練塀を作るための土をここから掘り出した際に、人足たちが言った「練ってこい、練ってこい」というかけ声から来ていると言われており、練ってこい→ニテコに変化したようです。すごくユニークな説だと思います。
このエリア最後のスポットはここから北西に位置する「樋之池公園」です。
16000㎡以上の面積の広大な公園で、主に樋之池と北夙川体育館、プール、テニスコートに構成されています。池の周りは遊歩道になっていて池を1周ぐるっと歩いて回ることができます。野鳥も顔を見せる池の周りを散歩するのはいい運動になります。
水生生物の観察もできる池は夏休みには親子連れで賑わいます。又、すぐ隣にあるプールにもたくさんの人が来るので地元では結構有名な公園です。
緑豊かな公園でのんびりと過ごすもよし、プールで遊ぶもよし、すぐ南側にあるコープこうべ苦楽園でお菓子や飲み物を買ってくるもよし、結構一日過ごすことのできる公園です。
アクセスは阪急苦楽園口駅から徒歩15分ほど、車でのアクセスは専用駐車場がありませんので、コインパーキングが全部埋まっていたら駐車できない恐れがあります。
豊かな自然の中の公園に親子もしくはカップルで言ってみるのもいいかと思います。
(3)甲東園周辺エリア
甲東園駅周辺はまさに学生の街といった雰囲気が漂っています。あちらこちらに学生の姿を見ることができるので、学生たちが利用するコンビニやファーストフードのお店などが目立ちます。このエリアで一番有名なスポットと言えば、関西の名門大学「関西学院大学」でしょう。大学がお出かけスポットと聞いて疑問に思われる方も多いかと思いますが、基本的に大学の見学は自由です。もちろん、集団で押しかけたり、大学内で騒いだり、などの大学の運営を妨げるような行為は禁止されていますが、親御さんと一緒に将来志望している大学に見学しに来ている学生さんの姿を目にしたりします。この関西学院大学は本当に美しいキャンパスで、歴史も感じることのできる素晴らしいキャンパスです。特にこの大学のシンボルともいうべき、白亜の時計台が本当に美しいです。背景には甲山、目の前には緑色の芝生が広がる光景は素晴らしいの一言に尽きます。
もし、関西学院大学を志望しているお子さんがいらっしゃるなら、一度現地に連れてきて時計台をみせてあげて下さい。「ここに来たい!」という気持ちが高まってテンションが必ず上がります。ちなみに先述の時計台は国の有形登録文化財になっています。キリスト教系の大学ですが、別に仏教徒の方でも全然問題ありません。一度キャンパスを見学に行くのはおススメです。
③西宮市の北部エリア
(1)甲山・甲陽園周辺エリア
西宮市北部エリアは山に関係したエリアです。こうして見てみると西宮市は北部は山、南には海、があって四季折々、色んな顔を見せてくれる懐の深さがある都市だと思います。人口は完全に南部の方が多いですが、北部も豊かな自然の中で子育てしたい、甲陽園や鷲林寺のような高級住宅街に住んでみたい、といった思いを持った方も多数いらっしゃるます。北部も注目されている地域です。
北部エリアでまず注目なのは、甲陽園周辺になります。夙川駅からの支線である甲陽線の終点であり、北部エリアの表玄関ともいうべき所です。
昔は温泉や映画撮影所があった観光地でしたが、今は閑静な住宅地、高級住宅街といったイメージが定着しています。実際に駅前は観光地の面影はありません。近畿の駅100選にも選ばれていますが、普通の駅だと思います。むしろ、上述したように北部エリアの表玄関として人気のあるエリアです。
ここで注目なのは、「アンネのバラの教会」です。アンネと言えば、誰を思い浮かべますか?ここで言うアンネは「アンネの日記」で世界的に有名なアンネ・フランクの事です。この教会は世界で唯一のアンネ・フランクを記念した教会で、アンネ・フランクの実父であるオットー・フランク氏から寄贈された貴重な写真や遺品を所蔵していることで有名です。
教会内の資料館は見学できますが、あくまでも教会施設であることから事前に見学の申込が必要であり、毎週土曜日の13:00~17:00のみの開放となっています。
中庭のアンネの像の周りには生前アンネが好きだったバラの交配種である「アンネのバラ」が咲き誇り、バラの名所としても知られています。
土曜日の午後のみという制限がありますが、ホロコーストの犠牲者の中でも最も有名な一人であるアンネ・フランクの資料館なのでこれは行けるものなら絶対に行っておいた方がいいと思います。ただし、教会内の施設だということを忘れないで迷惑がかからないようにしてください。
このエリア内では「越木岩神社」も有名です。この神社は子授け、安産祈願で有名な神社です。
特に有名なのは、「泣き相撲」です。「泣き相撲」というのは、日本各地に伝わる神事の一つで、3歳までの幼児がまわしをつけて土俵入りし、高校や大学の相撲部の力士たちに抱えられてユッサユッサと揺らされます。大泣きする子も出てきて場内は盛り上がっていきます。最後は神聖な土俵に素足を付けることによって災いや悪霊を払いのけるのだそうです。200年も前から続けられているこの神事は一見の価値があると思います。又、ご神体とされる巨石(周囲40m、高さ10m)である甑岩もぜひ拝んでみてはいかがでしょうか?見るからにご利益がありそうです。
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まとめ
今回は、西宮市のおススメお出かけスポットについてご紹介をしました。 現在コロナ禍でお出かけできない状況が続いていますが、状況が好転すればぜひお出かけ下さい。
内容的には西宮市で不動産や新築戸建の購入を考えている人にとって、色々と気になる情報だったかもしれませんね。
これからもこのブログを通じて西宮市の情報をたくさんお伝えしていこうと思いますので期待しておいて下さい。
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