尼崎市で不動産や新築戸建てなどの購入をお考えの皆さんに、尼崎についてより深く理解していただくために尼崎市を色んな形でご紹介していますが、今回は尼崎市には長年にわたり、ずっと引き継がれている伝統のお祭りや行事が色々とありますので、そちらを紹介していきたいと思います。
尼崎市に限らず地域地域には色んなお祭りや行事があります。例えばお盆には近所の公園でやぐらを組んで盆踊りを行っている地域は多いかと思います。その他にも色んなお祭りがありますが、尼崎市で伝統的なお祭りや催しものと言えば下記のとおりになります。聞いたことがあるとか、参加したことがあるとか、見に行ったことがあるとか、色々といらっしゃるかと思いますが、一つ一つ紹介していきたいと思います。
他にももっとこんなお祭りがあるぞとかご意見もあるかと思いますが、今回は尼崎市役所ホームページにて紹介されているお祭りや催しから紹介させていただきます。
■商売繁盛・仕事運上昇の「十日えびす」(尼崎えびす神社)
十日えびすと言えば、西宮神社や大阪の今宮神社のもの有名ですが、尼崎市でえべっさんと言えば、尼崎えびす神社のことを指します。尼崎えびす神社は阪神尼崎駅の西徒歩5分に位置し、商店街のすぐそばにあります。
この神社のシンボルと言うべき大鳥居は走行する阪神電車の車内からも確認することができるほどの大きさで、尼崎えびす神社のホームページによると、高さ17m、笠木22m、柱の直径1.6mという大きさで、掲げられている額面は畳3枚分の大きさだということです。神社の鳥居は日本全国色んなところにありますが、そんな中でも大きい方の部類に入るのは間違いないです。御祭神は、もちろんえびす神で大国神も祭られています。他にもたくさんの神様が祀られていますが、メインは商売繁盛の神様であるえべっさんです。
話を最初に戻すとこのえびす神社最大のお祭りが年に一度の十日えびすです。毎年1月9日の宵戎、10日の本戎、11日の残り福の3日間行われます。これは他のえびす神社でお同じでこの3日間に商売繁盛を願う人たちで境内付近はごったがえします。
当然、多くの出店も軒を連ねてお祭りムードが高まっていきます。すぐそばに中央商店街、三和商店街、出屋敷商店街があり、元々商売人の人が多く、お客さんも集まる場所なのでとにかくこの3日間は本当に賑わいます。
ご自身で商売をされている方も勤め人の方も商売繁盛、仕事運上昇のご利益がありますので、ぜひこの3日間の内都合がつく日に行ってみてはいかがでしょうか?長い伝統と共に地域の人たちの生活に根付いたこのお祭りをぜひ経験してみてください。
■壮観で大迫力な「だんじり祭り」(貴布禰神社)
だんじり祭りと言えば、全国的にも大阪岸和田市のものが有名ですが、岸和田市以外でも特に関西地方では各地で見られます。荒々しさと勇壮さあふれるお祭りは参加している人はもちろんですが、見物している人も興奮するような独特の迫力があります。
例年8月1日と2日の両日に行われ、岸和田のだんじり祭りのように朝から行われるものではなく、夕方から行われます。二基のだんじりが差し合う「山合わせ」が壮観で大迫力の一言につきます。阪神尼崎駅からのパレードで始まるこのお祭りはかなりの規模のもので、まさに受け継がれてきたお祭りといえます。
元々貴布禰神社は神社のホームページを見てみると尼崎城主から代々敬われて御祈願所を務めたきた尼崎の総氏神というほど有名な神社です。
創建も大体1326年頃と言われているので鎌倉時代末期から南北朝時代へと移行する時期のかなり伝統ある神社です。お祀りしている神様は「タカオカミノカミ」という神様で、雨などの水をつかさどる神様。雨は農業を始め、漁業にも深く関わってくる大切なことなので、雨や水をお祀りする神社は他にもあります。京都の貴船神社もその一つです。そんな伝統ある神社の勇壮なだんじり祭り、2日ありますのでぜひ見に行ってみて下さい。
■尼崎市二大だんじりの一つ「築地だんじり祭り」(初嶋大神宮)
こちらも上記と同じくだんじり祭りです。先ほども触れましたが、関西の人はだんじり祭りが好きなようであちらこちらで見られます。ちなみに大阪では夏から秋、神戸では春に行われるようでお祭りが開催される時期も地域地域によって異なります。築地のだんじり祭りは例年9月の敬老の日とその前日の2日間行われます。夕方以降が見どころで二基のだんじりが差し合う光景は勇壮そのものの大迫力です。
初嶋大神宮の創建は14世紀頃と言われており、貴布禰神社と同年代に出来ました。主祭神は天照大御神で八百万の神々の頂点に立つ太陽神です。
天照大御神を祀る神社で最も有名な神社は三重県の伊勢神宮で日本全国にある神社の総本山ともいうべき神社ですが、この伊勢神宮が二十年おきに建て替えされる式年遷宮の際に古くなった鳥居やお社はまだ使えるものですし、非常にありがたいものとして日本全国の神社に下賜されます。こちらの初嶋大神宮にも昭和48年に大鳥居が下賜されたのですが、残念ながら阪神淡路大震災の際に倒壊してしまい、現在は神宮大鳥居下賜の碑が残っているだけです。尼崎市では知られた二大だんじり祭りの一つとしてこちらのお祭りもぜひ見に行かれたらと思います。
■尼崎市民が作り上げた50年以上の歴史「尼崎市民祭り」
こちらのお祭りは他のお祭りと違って~時代から続くような由緒あるものではありません。歴史も他のお祭りと違ってかなり新しく、昭和47年から開催されているものです。ただ、新しいといっても50回を数えるお祭りで尼崎市民には非常に馴染みの深いお祭りであることは間違いありません。
例年10月上旬の日曜日に尼崎市役所とそのお隣の橘公園を使って行われるお祭りには地元の企業等が協賛して多くの出店が立ち並び、フリーマーケットも開催されて数多くの市民で賑わいます。特設ステージではパフォーマンスが行われ、市民たちの手で作り上げて盛り上げていくお祭りとして親しまれています。
歴史的価値や伝統的なお祭りとは言えないかもしれませんが、市政誕生を祝い市民相互の親睦と連帯意識を高め、尼崎市の発展を目標に積み重ねてきたこの50年は次の50年に向けて更に続いていくと思います。コロナ禍で中止に見舞われたりしましたが、来年はぜひ開催されることを期待しましょう。
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まとめ
このブログを通じて実際に尼崎市に住みたくなるようなポイントをたくさんお伝えしていこうと思いますので期待しておいて下さい。
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