西宮市のシンボルとして有名な甲山(かぶとやま)をご紹介!
西宮市で遠足と言えば、誰もが思いつくのが「甲山」です。西宮市に限らずお隣の尼崎市でも甲山に遠足に行ったことがあるという思い出がある方は多いかと思います。甲山が遠足の目的地として人気があるのは、小さなお子さんでもそれこそ幼稚園の子どもでも登れる山だからです。甲山の標高は約309mと低く子どもからお年寄りまで登れる山として親しまれています。
実際に現地に訪れると、タイミングが合えば楽しそうに歩く幼稚園児の列を見ることもできます。登山の所要時間の目安ですが、大体2時間ほど見ておけばいけると思います。頂上でお弁当を食べたりするならその分の時間も見て3時間ほどで大丈夫でしょう。小さな子どもたちにとっては山登りになるかもしれませんが、大人からして見たら山歩きというかハイキングにピッタリの山田と思います。実際に運動のために歩かれている中高年の方の姿をよく見かけます。これほど、西宮市民に愛されている甲山とはどんな山なのでしょうか?
甲山は標高約309mと決して高い山ではないのですが、意外に目立ちます。色んな場所から見ることができて、すぐに甲山を見つけることができます。その理由は山の形にあります。ちょうどお椀をひっくり返したような形で隣接した山と連なっていません。六甲山系の山々は大体山の中腹から裾野にかけて他の山々と連なっていることが多いのですが、この甲山は単独で存在しているので目立つというわけです。
実際にこの甲山の姿を見て、あの有名な関西学院大学のシンボルである時計台を設計したウィリアム・メレルによって借景に使われています。ネットでも良く見ることのできる関西学院大学の時計台の後に甲山が写っていますので、今度見る機会があればぜひ見てみてください。
ちなみに甲山の名前の由来についてはその名の通り戦闘に使用する「かぶと」から来ていると思っていましたが、ウィキペディアによると元々神の山として信仰を集めていたところから来ているという説もあるようです。正解は分からないので、自分がこれだと思っているのが正解でいいかと思います。そのウィキペディアでは明治時代に甲山が欧米人によって「ビスマルク山」と名付けられたとも書いてありました。なぜビスマルクかというと、鉄血宰相として有名なドイツのビスマルク首相がかぶっていた帽子に似ているからという理由だそうです。やっぱり形的に頭にかぶるものっぽいのが想像されるのでしょうね。
甲山周辺のにあるおすすめスポット
甲山のすぐそばにあるものと言えば、何と言っても「兵庫県立甲山森林公園」が有名です。甲山自体が遠足の目的地であり、ハイキングコースもあり、オリエンテーリングの常設コースがある自然のレジャー施設のようなものなのですが、古くは信仰の対象となったりしていたようです。
周辺のおすすめスポット①:神呪寺
甲山の麓には「神呪寺」という真言宗のお寺(通称:甲山大師)があり、甲山を神の山として信仰しているそうです。お寺の読み方は「かんのうじ」と言って「呪い」の文字があるからと言って怖いことはなく、お坊さんが唱える呪文の呪から来ていて「神呪」とは「神(仏)の言葉」という意味だそうです。平安時代に創建された由緒正しいお寺で、重要文化財である「如意輪観音像」をはじめとする文化財も数多くあるお寺です。甲山に行った時にはぜひ参拝されたらいかがでしょうか。
周辺のおすすめスポット②:鷲林寺
他には近くに「鷲林寺」というお寺もあります。このお寺も真言宗のお寺で、弘法大師として有名な空海によって平安時代に創建されました。このお寺も伝統のあるお寺で秋には紅葉目当ての参拝客で賑わいます。ちなみにこのお寺の南側に位置する鷲林寺南町は関西でも有名な超高級住宅街として知られており、著名人も数多く住んでいます。住宅を建築する際はその地域地域によって住環境や景観の保護やミニ開発の制限のために最低敷地面積というものが決められているのですが、この鷲林寺南町は超高級住宅街の名にふさわしく、場所によっては最低敷地面積が430㎡となっており、そんな土地に建築されるのは当然大豪邸であり、本当にすごいとしか言えません。
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まとめ
今回は西宮市のシンボル甲山について紹介しました。このブログだけではまだまだ紹介しきれない西宮市の魅力やおススメポイントをこれからもたくさんお伝えしていこうと思いますので期待しておいて下さい。
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