駅近の賃貸に住むってどうなの?メリット・デメリットを紹介

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駅近の賃貸に住むってどうなの?メリット・デメリットを紹介

賃貸物件の魅力を決める要素はさまざまですが、通勤などで電車を使う機会の多い方にとっては「駅近」という条件は魅力的でしょう。
駅近の物件に住むことで電車の利便性も向上しますが、「駅近の物件に住むこと」をさまざまな視点から見ないと、実際に住んだ際に後悔することがあるかもしれません。
今回は、駅近の賃貸物件に住むことのメリットだけでなく、デメリットについても解説します。

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駅近賃貸物件の定義「徒歩何分」の決め方を知ろう

駅近賃貸物件の定義「徒歩何分」の決め方を知ろう

駅近の賃貸物件という条件に絞って物件情報をピックアップするにあたって、もっとも重要なポイントは「駅まで徒歩何分なのか」です。
駅近の賃貸物件の多くは「駅まで徒歩何分」という情報を、物件情報に掲載しています。
とはいえ、物件情報でよく見かける「徒歩何分」というデータは、その内容を詳しく知らないままだと正しい認識で賃貸物件の選定ができない可能性が高くなるでしょう。
駅近の賃貸物件に住むことについて後悔しないためにも、物件情報を比較する前にまずは「そもそも徒歩何分って何?」ということについて正しく理解しておくことをおすすめします。

「駅近」と「徒歩何分」の定義について

駅近の賃貸物件に住むためには、まず「駅近」と「徒歩何分」の2つの定義について理解しておく必要があります。
この2つを定義しているのは「不動産の表示に関する公正競争規約」というルールです。
これは、不動産の広告に掲載する情報の表示方法や各種定義について定めているルールであり、駅近と徒歩何分についても一部規定があります。
まず、この規則では「鉄道、都市モノレール又は路面電車(以下「鉄道等」という。)の最寄りの駅又は停留場(以下「最寄駅等」という。)の名称及び最寄駅等からの徒歩所要時間を明示して表示すること。」と定めています。
この「徒歩の所要時間」については「道路距離80mにつき1分間を要するものとして算出した数値を表示すること。」としているのです。
つまり、不動産広告に掲載されている「○○駅:徒歩何分」という情報は、その賃貸物件と最寄り駅の間の道路距離を、分速80mで移動した際の所要時間として掲載していることになります。

徒歩何分の落とし穴

先ほどのルールを見ると「徒歩何分であれば駅近と表示できるか」という部分には触れられていません。
上記のルールでは駅近の具体的な定義については定められていないのですが、一般的な認識としては「最寄駅から徒歩10分圏内」のことを駅近というケースが多いようです。
これについては不動産広告に掲載されている最寄り駅までの徒歩分数の表示を見れば、自身のニーズに合わせて駅近の賃貸物件を探せますが、1つ問題があります。
それは「徒歩何分が一律の計算式である」ことです。
前述のとおり、徒歩何分という計算は「道路距離80mを1分で移動する際の所要時間」つまり「距離÷80m/分」で所要時間を計算しています。
たとえば、最寄り駅までの距離が800mであれば、最寄り駅まで10分と表示できるということです。
さて「800メートルの距離を徒歩で移動する」のに、本当に分速80mという条件を、誰もが等しく満たせるのでしょうか?
とくに高齢女性ともなれば、体力や歩幅の関係で分速80mで歩くことは簡単なことではないはずです。
つまり、不動産広告に表示されている徒歩何分の情報をそのまま自分のケースに当てはめて、駅近物件であると評価できないということになります。
可能であれば、ご自身の徒歩の移動速度を把握しておき、徒歩何分という時間に80mをかけて移動距離を算定、それをご自身の移動速度で割って「本当の(自身の)所用時間」を算定することをおすすめします。
また、その賃貸物件がマンションであれば階数とエレベーターの有無による所要時間の違い、および最寄り駅までの間の坂道や信号など移動時間に関係する条件なども総合的に加味することで、より現実的な所要時間を把握できるでしょう。

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駅近の賃貸物件に住むメリットをご紹介

駅近の賃貸物件に住むメリットをご紹介

駅近の賃貸物件に住むことによる基本的なメリットは「電車の駅に近い」ことによりもたらされます。
住むところが駅に近い場所であるため、通勤通学や買い物に駅を利用する際に移動に必要な時間が短縮できる点は大きなメリットです。
また、少し遠方の友人を招く際に便利である点や、駅前には商業施設が多いところもあるので生活自体の利便性が高い点もメリットになります。
さらに、治安面のメリットとしても、駅前には交番が立地していることが多く、人通りも多くて街灯も整備されているので、夜道でも比較的安心して歩けるという点は重要なポイントです。
このように、駅近の賃貸物件は電車を利用する機会がそれほど多くない方でも、利便性や治安の面で大きなメリットがありますので、住むところを決める際の選択肢として魅力的な物件となるでしょう。

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駅近の賃貸物件に住むのはデメリットも多い

駅近の賃貸物件に住むのはデメリットも多い

上記のように、駅近の賃貸物件は「最寄り駅まで近い」というメリットが、生活面でさまざまな恩恵をもたらしてくれることがわかります。
しかしながら、駅近の賃貸物件に住むということには、そのメリットを覆しかねないさまざまなデメリットも存在することは無視できません。

デメリット① 家賃相場が高い

駅近の賃貸物件に住むと「家賃が高くなりやすい」というデメリットがあります。
一般的に、同じ物件の条件で駅近と駅遠の物件で比較すると、月間で数千円~数万円ほど家賃が高くなる傾向にあるのです。
これは、駅近の物件が高い需要を持っていることに関係しており、生活費がかさんでしまう点は大きなデメリットになるでしょう。

デメリット② 良い条件の物件は競争が激しい

駅近の賃貸物件は、住むにあたって「良い条件の物件を探しにくいかもしれない」というデメリットがあります。
駅近の物件は人気であり、とくに他の条件も合わせて好条件な物件は人気が高くてすぐに埋まってしまいます。
そのため、駅近に絞って賃貸物件を選定するにあたっては、希望する条件を満たせる賃貸物件を探しにくくなってしまう可能性がある点は大きなデメリットです。

デメリット③ 騒音が気になることも

駅近の賃貸物件に住むと「電車などの騒音が気になる」というデメリットがあります。
住む場所が駅に近いということは、同時に「線路が近くにある=近くを電車が通る」ということです。
また、駅の周辺はにぎわっているため、通行人や車の交通量も多く、さらに商業施設や繁華街が近くにあればさらに騒音問題に悩まされるリスクを高めるでしょう。

デメリット④ 周囲の環境が変化しやすい

駅前の賃貸物件に住むにあたっては「周辺の環境が大きく変化する可能性がある」ことを念頭に置く必要があります。
駅前は再開発されやすいエリアであるため、利便性が向上する可能性がある一方で、お気に入りの既存施設がなくなったり、高層マンションの建設によって日当たりが悪くなるなどのデメリットが発生する可能性もあります。

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まとめ

駅近の賃貸物件はさまざまなメリットがありますが、同時にデメリットも存在することを念頭に置いて、発生し得るリスクをいかに減らして日常生活を送ることができるかが重要なポイントです。
実際に現地に足を運んで、物件だけでなく周辺や駅までのルートを確認するなどして、実際に住むにあたっての利便性や感じることについて事前に把握したうえで契約することをおすすめします。

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